横山美術館で「色褪せない日本の美陶板展」を楽しもう
愛知県名古屋市にある横山美術館では、2026年1月23日から5月10日まで「色褪せない日本の美陶板展」を開催しています。この企画展では、日本の陶板文化の奥深さや美しさを楽しむことができ、訪れる人々にとって貴重な体験となることでしょう。特に陶板は、経年劣化が少なく、長期間にわたってその美しさを保つことができるため、まさに「色褪せない」と言えるアイテムです。
陶板の魅力と歴史
陶板は、18世紀のヨーロッパで誕生し、壁に掛けて楽しむことが一般的でした。日本でも明治時代に輸出用の陶板が製作されるようになり、特に瀬戸焼の名工として知られる三代加藤善治は、その薄くて平滑な板を巧みに焼き上げ、高い技術を持っていました。彼が手掛けた作品は、今でも多くの人々に愛されています。
展示されている作品は、明治・大正時代の画家や絵付師によって描かれたものが中心で、経年変化にも負けない色彩の美しさをそのまま楽しむことができます。例えば、大出東皐の《染付遊兎図衝立》や、三代加藤善治による《上絵鶉図陶板》などは、その歴史的価値だけでなく、観る者の心を掴む美しさを備えています。
制作技術に注目
この展覧会では、陶板の制作技術にも焦点が当てられています。特に、名工三代加藤善治の技術は驚異的で、板の厚みはわずか3~5mmと非常に薄く、それが美しさを際立たせる要因となっています。また、陶板は型取りや装飾技術においても非常に高いレベルを持ち、繊細な技法を使って仕上げられています。展示作品には、繊細な透彫や金彩装飾が施されたものもあり、見る者を魅了します。
開催概要
- - 会期: 2026年1月23日(金)~5月10日(日)
- - 開館時間: 10:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)
- - 休館日: 毎週月曜日(祝・休日の場合は開館、翌平日休館)
- - 入館料:
- 一般 1,000円(団体料金 800円)
- 高・大学生・シニア65歳以上 800円(団体料金 600円)
- 中学生 600円(団体料金 400円)
- 小学生以下 無料
- 障がい者手帳をお持ちの方 700円
また、関連イベントとしては、講演会やギャラリートークも予定されており、特に講演会では、加藤善治の歴史や技術について詳しく学ぶことができる貴重な機会です。
アクセスとその他の情報
横山美術館は、名古屋市の中心部に位置しており、明治・大正時代に制作された陶磁器を中心に収集・展示しています。美術館内では、陶板作品に関連する商品も販売されていて、特に企画展パンフレットやクリアファイルなど、訪問を記念するアイテムも手に入ります。
興味のある方はぜひ、訪れてこの美陶板展を楽しんでみてください。色褪せることのない日本の美を存分に感じることができるでしょう。