ZOOMS JAPAN 2025
2025-02-21 10:54:45

新進気鋭の写真家が選ばれた「ZOOMS JAPAN 2025」グランプリ決定!

新進気鋭の写真家が選ばれた「ZOOMS JAPAN 2025」グランプリ決定!



一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)が主催する、カメラと写真映像の国際的なイベント「CP+」において、「ZOOMS JAPAN 2025」での受賞者が発表されました。このフォトコンテストのグランプリには村上賀子さんの「Known Unknown」、準グランプリには竹腰隼人さんの「寂として」が輝きました。

グランプリ受賞作品のご紹介



村上賀子さんは、1986年に宮城県仙台市で生まれ、武蔵野美術大学大学院を修了した実力派の写真家です。「Known Unknown」という作品は、女性の日常生活をポートレートとして切り取りつつ、顔を隠すことで匿名性を強調し、内面的なつながりを表現しています。彼女は、可視化された日常と不可視の自己の概念を探求しており、この作品によって、観る者に深い思索をもたらします。

村上さんのコメントには、受賞の喜びと共に、作品制作に支えてくれた人たちへの感謝が表現されています。審査員たちも、彼女の作品が抱えるテーマ性や、その表現手法に感銘を受けたことを述べています。

準グランプリの竹腰隼人さん



一方、準グランプリを受賞した竹腰隼人さん(1987年生まれ、愛知県出身)は、障害を抱える中で自然の美しさに触れ、自身の存在意義を深く考えるようになったと語ります。彼の作品「寂として」では、記憶と記録の関係性を探求しながら、日々の生活の美しさを表現しています。竹腰さんは、写真を通じて「今日は良い日だ」というメッセージを発信したいと考えており、その思いは彼の作品の根底に流れるテーマとなっています。

竹腰さんも、作品が他の人の役に立てることに感謝の意を示し、今後の活動への意気込みを語っています。審査員たちは、竹腰さんの独自の視点と感情的な作品に対する称賛を惜しみませんでした。

受賞作品の展示について



受賞作品は、2025年2月27日から3月2日まで、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催される「CP+2025」にて展示される予定です。また、受賞者は2025年10月にパリで開催される「Salon de la Photo」でも作品が展示され、国際的な写真界と交流する機会を得ます。

フォトコンテストの背景



「ZOOMS JAPAN」は、フランスのフォトコンテスト「Les Zooms」に賛同し、以来、日本の写真家の国際的な展開をサポートするために2015年から開催されてきました。今年は331作品が集まり、厳選な審査のもと、受賞作が選ばれました。審査員には、フランスの写真界で名を馳せる専門家たちが名を連ねており、そのコメントも受賞者たちの作品をより一層引き立てるものとなりました。

まとめ



日本の写真家たちが、国際舞台での活躍を目指す中で見出された才能。村上さんと竹腰さんの受賞作は、今後の活動に期待を持たせる素晴らしい表現です。彼らの作品を通じて、多くの人々が新たな視点を得ることでしょう。この機会にぜひ、「CP+2025」を訪れて、素晴らしい作品を鑑賞してみてください。


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