三朝で文化体験
2025-05-18 14:49:17

岡山大学が実施した三朝「陣所」祭り体験。地域文化を通じた学びの貴重な機会

岡山大学の学生たちが伝統文化を体験!三朝「陣所」祭り



2025年5月、岡山大学の留学生と日本人の学生が鳥取県三朝町で実施された「陣所」祭りに参加し、地域の伝統行事や文化に触れる貴重な経験をしました。この祭りは400年以上の歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財としても認められています。国立大学法人岡山大学の学生たちは、全学共通科目として提供されている実践型多文化共修授業の一環としてこのイベントに参加しました。

「陣所」は、古代から続く大綱引きに由来し、地域住民と密接に結びつく文化的な営みです。学生たちは、地元の方々と共に、祭りに必要な大綱を作り、実際に大綱引きにも参加することで、地域文化の深い理解を深めました。

陣所祭りの準備



大綱作りのプロセスは、このイベントの重要な部分となりました。参加した学生たちは、川で藤カズラを引き揚げたり、約80メートル、重量2トンの大綱を運んだりする作業を通じて、地域の伝統的な知識や技術を学びました。特に、地域の人々との交流を通じて、文化の継承や地域コミュニティの力の重要性を体験しました。

多文化共生の実践



学生たちは、異なる国や文化的バックグラウンドを持つ仲間と共に作業を進め、その中で大きな絆を育むことができました。「地域の人々の熱意に触れ、日本文化への理解が深まった」「国や言葉を超えて仲間と協力する楽しさと達成感を味わえた」といった感想が寄せられ、彼らの体験が有意義であったことをうかがわせます。これにより、岡山大学の実践型教育がどれほど地域に貢献しているかが一層明白になりました。

今後の展望



岡山大学は、今後も地域との連携を強化し、多文化共生を目指す実践型教育を推進していく方針です。地域文化の保存と継承に努めながら、学生たちに地域の魅力を伝えることで、次世代を担う人材を育成していく取り組みが期待されます。

このような地域との連携を通じた教育活動は、岡山大学にとって大きな意味を持つだけでなく、学生たち自身の成長にもつながっています。これからも岡山大学からの取り組みにご期待ください。


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