重要言語奨学金プログラム
2025-06-16 20:27:24

岡山大学で開講式を迎えた重要言語奨学金プログラムの意義と内容

岡山大学で重要言語奨学金プログラム開講式が開催



2025年6月12日、国立大学法人岡山大学の津島キャンパスにて、米国務省がマネジメントする「重要言語奨学金(CLS)プログラム」の開講式が盛大に行われました。このプログラムは、アメリカの大学生や大学院生が他国の言語や文化を学ぶことを目的としたもので、岡山大学は日本唯一の派遣先として選ばれています。

参加者の期待が高まる



開講式には、全米から選抜された25名の学生が出席しました。彼らは、6月13日から8月6日までの約8週間にわたり、日本語や日本文化を熱心に学ぶ予定です。式典では、菅誠治教学担当理事が挨拶をし、続いて那須保友学長が自らの留学経験を交えながら、参加者に貴重な体験をしてほしいと激励の言葉を送りました。「このプログラムが終わるころには、日本語でしっかりと会話ができるようになってほしい」との期待を込めた言葉が印象に残ります。

初日の活動と交流



開講式の後、CLSプログラムの学生たちは自己紹介を行い、彼らの代表としてMairen Thompsonさんが目標を語りました。彼女は、日本語の学習だけでなく、地域の人々との交流や文化体験を通じて、相互理解を深めることを大切にしたいと発言。「一瞬一瞬を大切に、一緒に頑張りましょう」という言葉には、仲間たちへの思いやりが表れています。

先輩の体験談



式典では、プログラムの先輩であるKian ThomasさんとAbigail Fowlerさんからビデオメッセージも寄せられました。彼らは、このプログラムがもたらす貴重な経験について語り、参加者にとっての貴重な道しるべとなることでしょう。

プログラムの内容と特典



CLSプログラムでは、日本語の授業に加え、校内の農学部と連携した特別授業が実施されます。具体的には、植物標本作り、田植え体験、岡山特産の桃の収穫作業など、実践的な活動が展開されます。また、岡山大学の学生がCLS学生のランゲージパートナーとなり、日常的な交流を通じて互いに学び合う機会も提供されます。参加者はInternational Student Share Houseで、日本人ルームメイトと暮らしながら、より深い文化体験を得ることができるのです。

地域との関わりを深める



さらに、このプログラムでは、地域のSDGs(持続可能な開発目標)に関する課外活動も取り組まれます。京山公民館での地域交流活動や、豊島の産業廃棄物問題、矢掛町の歴史的町づくりについて学ぶことが予定されています。また、地域の人々へのインタビューを通じて、持続可能な社会について自身の意見を発表する機会も設けられています。

岡山大学の将来への期待



岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、今後の展開にも期待されています。留学生たちが持ち帰る貴重な体験や感動が、国際的な視野を広げ、地域をさらに活性化させることに寄与することを祈ります。今後も岡山大学の取り組みに目が離せません。


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