ポーラと大森駅前皮膚科が皮膚科学の新たな次元へ連携開始

ポーラ化成工業と大森駅前皮膚科の連携開始

2023年10月、ポーラ・オルビスグループの一員であるポーラ化成工業株式会社が、大森駅前皮膚科と新たに研究連携を開始しました。このコラボレーションは、皮膚科学の臨床的アプローチを活用し、ポーラが長年にわたって培ってきた美容研究のノウハウを融合させることを目的としています。両者が協力することで、従来にはなかった革新的な研究開発が進むことが期待されています。

連携の背景

近年、皮膚に関する悩みを持つ人々が増加しており、年代や性別を問わず医療の利用が広がっています。このような背景を考慮し、ポーラ化成工業は化粧品と医療の融合を視野に入れた研究活動を強化することに注力しています。この取り組みを通じて、化粧品が持つ役割を再定義し、その可能性を拡張することを目指しています。

今回の連携では、ポーラ化成工業の皮膚科学研究に対して、大森駅前皮膚科の専門医である鈴木民夫医師からの助言・指導を受けることができ、臨床研究の実施も視野に入れています。これにより、以下のような多くのメリットが期待されています：

- 臨床現場からのフィードバックを活用した基礎研究・製品開発：実際の患者データを基にした新しい製品開発が可能になる。
- 皮膚疾患に関する最新の知見をふまえた研究の深化：新しい治療法やスキンケアの提案が生まれる。
- 深い肌悩みニーズに即したスキンケアソリューションの提案：患者一人ひとりのニーズに合わせた個別対応の強化。

大森駅前皮膚科の紹介

大森駅前皮膚科は、2025年5月7日にJR大森駅前にオープンした皮膚科クリニックです。院長の鈴木民夫医師は、名古屋大学病院や山形大学病院での豊富な経験を持ち、特に色素異常症の研究に情熱を注いでいます。鈴木医師は日本白斑学会会長にも就任しており、その専門知識は患者にとって大きな支えとなります。

クリニックの理念

大森駅前皮膚科は「健やかな肌も心の健康も支える」という理念を掲げており、肌悩みに対する治療だけでなく、心のケアも重視しています。鈴木医師は、「健やかな肌は、心の健康にもつながる」という信念を持ち、医療と美容が密接に関わっていることを強調しています。今回の連携によって、皮膚疾患の研究が進展し、治療だけではなく、その後のスキンケアに至るまで包括的なアプローチを可能にすることが期待されています。