横浜で時代劇文化を再評価する特別イベント
2026年3月22日、横浜美術館のレクチャーホールで、時代劇の名脇役である「斬られ役」に焦点を当てた特別イベントが開催されます。このイベントは、ラジオおよびポッドキャスト「時代劇が好きなのだ!」の主催で、彼らが支持する新作ドキュメンタリー映画『福本清三 どこかで誰かが見ていてくれる』(試写版)の上映と共に、豪華な俳優陣を迎えたトークセッションを予定しています。
「斬られ役」の重要性
時代劇は、多様な身体技術を駆使した総合芸術であり、その裏で支えているのが「斬られ役」と呼ばれる俳優です。彼らは、物語を成り立たせるために全力で主役を引き立てる重要な役割を担っています。しかし、時代劇制作が減少し、撮影所の縮小や高齢化が進む中で、彼らの技術や精神は危機に瀕しています。このイベントでは、彼らの職業を社会に問いかけ、その重要性を再評価します。
上映されるドキュメンタリー映画
上映作品は、福本清三氏に焦点を当てた『福本清三 どこかで誰かが見ていてくれる』です。彼は「5万回斬られた男」や「日本一の斬られ役」といった称号で知られ、数多くの映画に出演しています。ハリウッド映画『ラストサムライ』でもその名は広まりました。映画『侍タイムスリッパー』でも彼の存在が主人公に影響を与えたとされています。このドキュメンタリーは安田淳一監督による作品で、彼の業績を振り返ります。
イベントの魅力
関東最速上映
ドキュメンタリー映画の試写版を関東地域で最速公開。これは、時代劇ファンにとって貴重な機会です。
豪華ゲスト
出演者には東映京都撮影所のレジェンドである峰蘭太郎氏と、次世代を担う本山力氏が登場します。二人の共演は極めて稀であり、ファンにとって見逃せない瞬間となるでしょう。
深いトークセッション
ラジオ番組「時代劇が好きなのだ!」が主催するトークショーでは、時代劇愛に溢れた深い議論が展開されます。ファンにとっては、自らの愛するジャンルについての新たな視点を得られる機会です。
イベントの構成
- - 第一部: 映画『福本清三 どこかで誰かが見ていてくれる』の上映
- - 第二部: 峰蘭太郎氏と本山力氏による殺陣と斬られ役のレクチャー&トーク
- - 第三部: 全出演者によるクロストークで福本清三氏の思い出を語ります。
登壇者の紹介
- - 峰蘭太郎氏: 東映京都撮影所を基盤に活動する俳優で、映画『侍タイムスリッパー』では殺陣師役を演じました。
- - 本山力氏: 長年斬られ役として活躍し、映画『十一人の賊軍』ではメインキャストに抜擢されました。
- - 大野裕之氏: 福本清三氏の初主演映画のプロデューサーであり、本ドキュメンタリーの監督でもあります。
- - MC Nui: 時代劇ファンとして独自の視点でトークを進行します。
また、司会は声優・俳優の東雲ゆうさ氏が担当します。
主催者の理念
「時代劇が好きなのだ!」は、日本の時代劇文化を次世代へ継承すべく活動しており、現場を支えてきた職人や俳優に光を当てています。このイベントもその一環として、文化と技術の継承を目指しています。
開催概要
- - タイトル: ラジオ 時代劇が好きなのだ!〜春祭〜「斬られ役という生き方」トーク&上映会
- - 日時: 2026年3月22日(日)12:00〜17:00(一般受付12:00)
- - 場所: 横浜美術館 レクチャーホール
- - チケット: 前売4,400円(全席自由)。購入はこちら。
このイベントを通じて、時代劇文化の再評価と新たな形での継承を促進していきたいと思います。