不動産契約時の見積精査で安心を提供するRooMiiの新サービス
近年、不動産契約において見積書が重要な役割を果たしています。物件情報サイトを利用して理想の物件を見つけた方の多くは、掲載元業者と直接やり取りを進め、見積も比較せずに契約を結ぶ傾向があります。この過程で、不当な請求が含まれている場合も少なくないのです。そこで、RooMiiが新たに導入した「見積精査サービス」が登場しました。このサービスは契約前に見積書を第三者の立場で精査し、不要な項目や不正な請求を見つけ出すことを目的としています。
新しい契約フロー
従来の流れでは、物件情報サイトで物件を見つけた後、直接掲載元業者に見積依頼を行い、それから内見、そして契約へと進む手順が一般的でした。しかし、RooMiiのサービスを使うことで、新しい流れが可能となります。
1. 物件情報サイトから物件検索
2. 掲載元業者に見積依頼
3. RooMiiで見積精査を実施
4. 内見
5. 契約の締結
これにより、契約に至るまでに見積も慎重にチェックされ、安心できる取引が実現します。
精査サービスが必要な理由
多くの方々が物件契約で注意を払うべきは、見積書に記載される様々な項目の正当性です。例えば、不要な「広告宣伝費」や「消毒料」が上乗せされたり、仲介手数料が法定上限を超えて請求されることがあります。しかし、RooMiiの「見積精査サービス」を利用すれば、宅地建物取引士とAIを活用して、しっかりと分析し、不当な請求を見つけ出し、適正価格で契約が行えます。
サービスの特長
RooMiiの見積精査サービスには以下のような特長があります:
- - 独立した第三者の立場:RooMiiは掲載元業者から独立しており、顧客の利益を最優先事項としているため、不透明な利益追求から解放されています。
- - 宅建士とAIの連携:宅地建物取引士の知識を持つ専門家と、高度なAI技術を組み合わせることで、高精度かつ短時間で見積書を分析します。
- - 透明な料金体系:RooMiiを通じて契約を進めた場合、仲介手数料は家賃に関わらず一律3万円という明確な料金設定です。
- - オンライン契約対応:電子契約やIT重説により、手続きをオンラインで完結でき、遠方でもスムーズに契約が行えます。
利用シーンの紹介
このサービスは、様々なニーズに応じて活用できます。例えば初めての一人暮らしを始める学生の場合、見積書に「消毒料」が含まれていると気になり、RooMiiで確認した結果、それが必須項目ではないと判明し、契約時に削除できたケースもあります。また、新婚カップルが初期費用に悩んでいたところ、精査によって無駄な費用が明らかになり、コストを大幅に削減できたこともあるのです。
創業の背景
RooMiiは、創業者の興野剛が不当な見積書の提示を受けた経験をもとに設立されました。「公正で透明な不動産取引を実現する」というビジョンの下に開発されたこのサービスは、賃貸不動産仲介の新たなスタンダードを目指しています。
未来の展望
神奈川県における賃貸不動産仲介市場規模は約487億円で、RooMiiは初年度に1,500件の見積精査を目指しています。2年目以降は一都三県へ事業を拡大し、さらなる成長を見込んでいます。また、YouTubeやTikTokを活用した新習慣の啓発活動にも注力する予定です。
RooMiiは今後も透明性のある不動産市場の構築に寄与し、安心して不動産契約が行える環境を整えることを目指しています。独立した立場からの見積精査によって、多くの人が適正価格で契約を結び、不安のない新生活をスタートできるようになることを期待しています。