YANGWANG U9 Xtreme
2025-09-26 16:39:58

BYD新作「YANGWANG U9 Xtreme」がEV世界最速記録を樹立

世界最速記録を打ち立てた「YANGWANG U9 Xtreme」



BYDのハイエンドブランド「仰望(YANGWANG)」が誇るスーパーカー「YANGWANG U9 Xtreme」が、EV業界で注目される新たなマイルストーンを達成しました。2025年9月、ドイツのATPで行われた最高速度テストで、驚異の496.22km/hを記録。この記録は2025年の「YANGWANG U9 Track Edition」が達成した472.41km/hを上回るものです。さらに、名高いニュルブルクリンク北コースでも、全ラップを6分59秒157で走り抜け、単なるスピードだけでなく、高いサーキット性能も兼ね備えていることを証明しました。

技術革新の結晶



「YANGWANG U9 Xtreme」は、世界初の量産型1200V超高電圧プラットフォームを搭載し、30,000rpmで回る4基の高性能モーターにより、合計出力は3,000PSを超えています。これにより、パワーウェイトレシオは1,217PS/tに達し、どんな状況でも卓越したパフォーマンスを引き出せる設計になっています。

また、より安心して運転できるために、e⁴プラットフォームとDiSus-Xインテリジェント車体制御システムが搭載されており、これによって車体姿勢が最適に制御され、ライダーの体験が向上します。

専用タイヤとブレーキ技術



このスーパーカーに装着されている専用セミスリックタイヤは、佳通(Giti)との共同開発により実現されたもので、高速域でも安定したグリップ性能を発揮します。また、高強度アラミド繊維を使用して形状変化を抑えつつ、非対称トレッドパターンがウェット路面でもしっかりと排水し、高度な操縦性を実現しています。

さらに、新開発のカーボンセラミックディスクを採用したブレーキシステムは、優れた放熱性を持ち、安定した制動力を発揮します。ブレーキ制御アルゴリズムも調整されており、179カ所のブレーキングポイントでも高い信頼性を発揮しています。

未来を見据えた希少価値



「YANGWANG U9 Xtreme」は、技術の最前線を行く希少なモデルとして、世界で30台限定で販売されます。この車は単なるスーパーカーではなく、日常の走行だけでなくサーキットでの競争を追求した究極の一台です。

この成果は、NEV技術の進化を象徴するものであり、中国ブランドが国際的な高性能車両市場において重要な地位を確立したことを示しています。今後もこれらの技術革新が続くことが期待されており、私たちが目にするEV車の未来には大いに注目が集まるでしょう。

BYDとは



1994年に設立されたBYDは、充電式バッテリーの製造から始まり、今や自動車だけでなく、軌道交通、新エネルギー、エレクトロニクスの分野でも広がりを見せています。彼らはゼロエミッションエネルギーソリューションの提供を通じて、世界中で環境保護に貢献しています。さらに、BYDは2023年に化石燃料車の生産を停止した初のメーカーとしても名を馳せています。新たなEV技術と共に、これからの未来を切り開いていくことでしょう。

詳細情報は公式サイトを通じても確認できます。


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