川崎市とNECが共創する「NEC Future Creationプログラム」
川崎市制100周年を記念して、NECと川崎市が協力し、次世代のための教育プログラム「NEC Future Creationプログラム」が開催されます。このプログラムは、持続可能な開発目標(SDGs)をテーマに、高校生がデジタル技術を駆使して未来の社会課題解決について考える機会を提供します。
プログラムの概要
2024年9月から2025年1月の期間に渡って行われる本プログラムは、川崎市立橘高校とNEC玉川事業場を会場に、40名の国際科2年生と22名のNECグループ社員が参加します。主な内容は、川崎市によるSDGsに関する講座や、生徒のアイデアをNEC社員と共にブラッシュアップするセッション、そして最終的な成果発表会が含まれています。
学びの内容
プログラムでは、参加者はSDGsが提唱する「誰一人取り残さない未来」をテーマに、自らのアイデアを考えることが求められます。特に、NECが提供する映像コンテンツや分析ツール(バリュープロポジションキャンバスシートなど)を通じて、実際の社会課題及び川崎市の未来を見据えたアイデアを考案します。
高校生の意識改善
プログラムへの参加を通じて、高校生のSDGsへの理解は深まり、97%の生徒が社会問題への関心が高まったと回答しています。また、多くの生徒がこの経験を通じて、自身の将来へのヒントを得たと感じています。彼らは、最先端の技術を活用することで夢が現実に近づくことを学びました。
学生の声
参加した生徒の中には、「社会の課題に対してさまざまな視点から考えることで、理解が深まった」との感想を述べたり、「AIなどの技術を用いればプロジェクトが実現可能だと感じた」という意見が寄せられています。これらの声は、プログラムが参加者の成長に寄与した証拠と言えるでしょう。
川崎市の期待
川崎市は、持続可能なまちづくりを進めるために、学生や企業との連携を強化し、共に未来を考えることの重要性を強調しています。このような取り組みが、地域に根ざしたSDGs推進の礎となることを期待しています。
終わりに
NECは今後も「NEC Future Creationプログラム」を通じて、持続可能な社会の実現に向けた活動を続けていく意向です。川崎市と共に、未来を担う次世代の育成に貢献していくことを目指します。