岡山大学生チームCopainがILOユース・コングレスで決勝発表
2025年7月17日、岡山大学の医学部保健学科に所属する学生チーム「Copain」が、「ILOユース・コングレス ピッチコンテスト」の決勝大会に出場しました。この大会は、大阪・関西万博会場内にあるEXPOホール「シャインハット」で開催され、国際労働機関(ILO)の主催によるものです。
提案の背景と目的
Copainのチームは、「健康で安全に働く権利」をテーマにした事前研修を経て、自らのアイデアをプレゼンテーションしました。タイトルは「学びで紡ぐ尊厳と健康。民間主導の新たなセーフティネットを世界に」。彼らの提案は、特に在日外国人労働者や障がいを持つ方、精神的な疾患のリスクを抱える方々を対象とし、社会的な孤立や就労の困難を解決するためのプロジェクトです。
プレゼンテーションの様子
当日は、岡山大学の那須保友学長をはじめ、横井篤文副学長、また約30名の学生が応援に駆けつけました。Copainチームのメンバーは、自信を持ってその提案を発表し、彼らのアイデアがいかに社会に必要なものかを力強く訴えました。
審査員からは、「医療の視点を取り入れた提案が示されており、労働現場での心身の健康について深く考慮されている」と高く評価されました。また、社会全体で人と人とのつながりが薄れつつある今、彼らの提案が新たな関係の構築を促進するものとして印象に残ったというコメントもありました。
応援の声
さらに、応援に駆けつけた岡山大学の他の学生からも、「岡山大学の代表として立派に発表していた」「彼らの姿に力をもらった。私ももっと積極的に活動したい思った」といった感想が寄せられました。このように、Copainの発表は多くの人に感動を与え、刺激を与えました。
今後の岡山大学の取り組み
岡山大学は、今後も学生の国際的な挑戦をサポートし、自主的な学びの機会を提供していく方針です。今後の取り組みに注目し、地域社会に根ざした特色ある研究大学としての活動を続けていくことでしょう。
参加にあたった背景
ILOユース・コングレスは、次世代のリーダーを育成するための重要なイベントです。地域社会の中での連携を目指し、様々な経験やアイデアをもとに社会的課題に挑むことを目的としています。
岡山大学のような教育機関が、次世代を担う学生たちに国際的な視野と実践的なスキルを身につける機会を提供することは、地域社会や世界全体にとって大いに意味のあることです。今後の岡山大学の活動にも期待が寄せられています。