ファンケルのLGBTQ+支援
2025-11-17 10:30:40

ファンケルグループが『PRIDE指標2025』で4年連続ゴールド賞受賞!LGBTQ+支援の最前線

ファンケルグループが『PRIDE指標2025』で4年連続ゴールド賞受賞



ファンケルグループは、職場でのLGBTQ+を含む性的マイノリティへの取り組みを評価する「PRIDE指標2025」で、最高位のゴールド賞を4年連続で受賞しました。この受賞は、11月14日(金)に開催された「work with Pride 2025」のカンファレンスで発表され、多くの注目を集めました。

PRIDE指標とは?


PRIDE指標は、日本国内におけるLGBTQ+支援の職場づくりを目指す任意団体「work with Pride」が設定した評価基準です。この基準は、2016年から始まった表彰制度であり、企業がどれだけLGBTQ+に配慮した取り組みを行っているかを評価するものです。評価は、5つの具体的な指標に基づき、総合的にゴールド、シルバー、ブロンズの3段階に分類されます。

ファンケルグループは、全ての指標で高評価を得ることで、見事にゴールド賞を獲得しました。その活動内容は以下の通りです。

具体的取り組み


a. Policy(行動宣言)
ファンケルグループは、企業のウェブサイトにおいて「ダイバーシティ&インクルージョン」にかける姿勢を明示しています。さらに、お取引先様向けのガイドラインには人権や差別の禁止が明記されており、遵守を求めています。また、LGBTQ+に関する経営層のメッセージも社外に公開されています。

b. Representation(当事者コミュニティ)
2022年4月に設立された「LGBTQ+アライ」は、当事者を理解し支援する376名のアライメンバーから成り立っています。彼らは啓発活動やイベント出展を推進しており、イントラネットではLGBTQ+専用の相談窓口も設置されています。この窓口は人事部門のアライメンバーによって運営され、秘密保持がしっかりとされています。

c. Inspiration(啓発活動)
新卒や中途採用社員向けには、ダイバーシティ&インクルージョンやLGBTQ+理解促進の研修が行われています。特に6月はPRIDE月間に設定されており、様々なイベントや社内映画上映を通じてLGBTQ+への理解を深めています。

d. Development(人事制度、プログラム)
2022年4月には「パートナーシップ規程」が新たに設立され、事実婚や同性婚の方々にも法律婚と同様の福利厚生が適用されるようになりました。また、従業員が希望する際には、自認する性に基づいた通称名を使用できる制度も整えられています。

e. Engagement/Empowerment(社会貢献/渉外活動)
ファンケルグループはTokyo Pride2025にて、キリンホールディングス(株)、協和キリン(株)と連携し、共同ブースを出展。社長や経営層、アライメンバーがプライドパレードにも参加し、支持を表明しました。また、小中学生や高校生を対象とした「ファンケル 神奈川SDGs講座」では、ダイバーシティ&インクルージョンをテーマにした講座が開催され、LGBTQ+についての理解を深める機会が提供されています。

まとめ


ファンケルグループの取り組みは、LGBTQ+の理解を深め、より良い職場環境を築くための重要な足がかりとなっています。今後も、同社の更なる活動に期待がかかります。日本におけるダイバーシティ&インクルージョンの進展の一助となることを願いたいです。


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