湘南国際村めぐりの森、環境省が認定した自然共生サイト
神奈川県横須賀市に位置する湘南国際村めぐりの森が、環境省から「自然共生サイトに係る支援証明書」を取得しました。この証明書により、生物多様性の保全が進められるエリアとしての認定を受けたことが示されています。これに基づき、シルワは持続可能で自律的な森林づくりを推進しています。
自然共生サイトとは
環境省では、「自然共生サイト」として認定された区域において、生物多様性の保全に寄与する活動を行っています。この概念は令和5年度から始まり、企業や団体の取り組みを支援し、質の高い自然環境の維持を目指しています。シルワはこのような活動の一環として、本来の植物を使用した森づくりや育樹作業を展開しています。
シルワの活動内容
1. 植樹活動と育樹
シルワは、湘南国際村めぐりの森で約2.5ヘクタールにわたって、86,000本の植樹を行っています。2009年から毎年定期的に植樹祭を開催し、市民の参加を促進。2025年にはG20 Global Land Initiativeのメンバーが参加するイベントも予定されています。
2. 育樹作業の推進
植樹した後は、約3年間にわたって育樹作業を行い、メンテナンスフリーな森林を目指しています。具体的には、草刈りや植生調査、土壌動物調査など、森の健康状態を保つための活動が進められています。
3. 人材育成と市民参加
シルワは地域の人材育成にも力を入れており、森林再生指導員認定制度を2018年に開始しました。これまでに86名の指導員を育成し、企業や教育機関向けの講座を通じて、持続可能な森づくりの重要性を広めています。
今後の取り組み
シルワの今後の活動計画には、2025年5月には第28回湘南国際村めぐりの森植樹祭が予定されており、地域の参加者を募っています。また、国際的な会議でも活動を発表し、全国からの注目を集め続けています。
このように、湘南国際村めぐりの森は市民と共に持続可能な自然環境を守り育てるための取り組みを進めており、今後の活動が期待されています。
シルワのビジョン
シルワは、「次の世代に続く、持続可能な緑の復元」という理念のもと、土地本来の植物による森づくりを通じて、環境保全に寄与することを目指しています。多角的なアプローチで植生復元の専門知識を活かし、環境問題の解決策を提案していく準備が整っています。
連絡先
シルワに関心を持たれた方は、次の情報を参考にしてください。
湘南国際村めぐりの森が持続可能な森林作りに向けた進捗することを期待しています。