虫の音で学ぶ
2025-02-20 13:35:07

虫の音で学ぶ「聞こえること」の大切さ ワークショップの報告

ワークショップ開催レポート:『よるの むしのね ずかん』



2025年1月、海老名市立中央図書館にて「よるの むしのね ずかん」ワークショップが開催されました。このイベントでは、音の重要性を身をもって学ぶことができ、特に小学生以下のお子様方にとって大変貴重な体験となりました。

わくわくする学びの場



ワークショップには、16名の子どもとその保護者13名、合わせて29名が参加。参加者は、虫の鳴き声を楽しむだけでなく、聞こえることの本当の価値について深く考える機会を得ました。近年、高齢者にみられる「老人性難聴」などの問題にも焦点を当て、参加者自身の耳や音に対する理解を深めることを目的としています。

音の振動を体験



このワークショップは、単なる講義ではなく、実際に音の振動を体験する環境を整えました。音の振動を可視化する実験では、塩を使った装置を利用し、様々な音を出してその影響を見ることができます。例えば、犬の声や電話の音を聞かせることで、どのように塩が振動するのかを観察しました。特に、電話が鳴った時の振動は子どもたちにも強い印象を与え、皆大いに歓声を上げていました。

クリエイティブな表現活動



もう一つのメインイベントは、虫の鳴き声を表現するワークでした。参加者たちは、印刷された虫の絵を使って、自分が感じた音を文字で表現します。エンマコオロギの音を「チリチリチリ」とし、スズムシの音を「リーンリーン」と表現するなど、子どもたちの創造性がキラリと光ります。中には、虫の声をお父さんのいびきにたとえた子もいて、ユーモアに富んだ発想が見られました。

むしのねクイズ



参加者の興味を引きつけたのは「むしのねクイズ」。これは、実際に虫の鳴き声を聞き分け、正しい虫の名前を当てるクイズです。多くの子供たちが真剣に耳を澄ませ、時には自分たちが作った表現をヒントにしながら答えを導き出しました。その結果、全問正解のファミリーもいて、達成感を味わったことでしょう。

アンケート結果から見る反響



イベント終了後に実施されたアンケートでは、参加者から「音の振動実験が特に楽しかった」「聞こえない暮らしの中に虫の鳴き声を発見できた」との声が寄せられました。「鳴き声を文字化することで、子どもがどのように聞こえるか理解する手助けとなった」と感謝の言葉もあり、このワークショップがどれほど有意義であったかが伺えます。

もっと知りたい方へ



「よるの むしのね ずかん」に興味を持った方は、特設サイトもぜひ訪れてみてください。様々な虫の音色を聞くことができ、さらにこの体験を深める素材が用意されています。
特設サイトはこちら

眼鏡市場は、今後も県外でのワークショップ開催やパネル展を計画中です。視覚と聴覚を使った体験が、未来を健康に彩る一助となることを目指しています。
皆様の健康や生活に寄り添う活動を今後も続けて参りますので、ご期待ください。


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