JFEグループがTICAD9に出展 持続可能なアフリカに向けた取り組み
2025年8月20日から22日、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で、アフリカ開発会議「TICAD9」が開催されます。この重要な国際会議において、JFEグループは「Japan Fair」に出展し、日本企業の持続的な成長を支えるための最新の技術や製品を特に焦点を当てた展示を行います。
TICADとは?
TICAD(Tokyo International Conference on African Development)は1993年に日本政府の主導で始まった国際会議で、アフリカの開発に関する様々な課題を議論する場として国連や世界銀行とともに開催されています。これまでに東京、横浜、ケニア、チュニジアなどで行われており、今回の第9回を迎えるにあたり、アフリカの持続可能な発展に寄与するための新たな議論が展開されることが期待されています。
Japan FairでのJFEグループの取り組み
JFEグループは「Japan Fair」において、アフリカの発展に向けた様々な事業を展開します。出展のテーマは主に「質の高いインフラ」と「フードバリューチェーン」であり、これに関わる製品や技術を紹介します。具体的には、JFEスチール株式会社、JFEエンジニアリング株式会社、JFE建材株式会社、そして川商フーズ株式会社の計4社が参加し、それぞれの強みを活かしてアフリカの成長に貢献できる製品を提案します。
JFEスチールが紹介する製品
1.
つばさ杭(Tsubasa Pile)
2.
耐候性鋼板(Weathering Steel)
3.
塗装寿命延長鋼板(EXPAL)
4.
橋梁用高降伏点鋼板(SBHS)
5.
ジェイグリークス(J GreeX)
これらの製品は、インフラ整備における高い安全性や信頼性を備えたものです。また、環境への配慮も十分で、持続可能な開発目標に寄与することが期待されています。
JFEエンジニアリングの技術
1.
廃棄物発電プラント(Waste-to-Energy Plant)
2.
水処理プラント(Wastewater Treatment Plant)
3.
港湾構造物(ジャケット式桟橋)
4.
鋼橋(Steel Bridge)
5.
道路PPP運営事業(Road PPP Business)
環境貢献や地域経済の活性化に向けた最新技術の紹介が行われます。
JFE建材と川商フーズの展開
- - アーバンリング(UrbanRing)
- - アーバンファンデーション(UrbanFoundation)
- - フェンス製品(Fence)
- - GEISHAブランドの水産缶詰(GEISHA缶)
これらの製品は、建材業界や食品業界において持続可能性を追求しつつ、アフリカ市場へのビジネス展開を見越した商品の数々です。
TICAD9 Japan Fairの開催情報
- - 日時:2025年8月20日(水)~22日(金)
- - 時間:各日10:00~18:00
- - 会場:パシフィコ横浜展示ホール
- - 主催:日本貿易振興機構(ジェトロ)
- - 共催:アフリカビジネス協議会
アフリカの持続的な成長に向けて、日本企業の力を最大限に引き出し、具体的な成果を上げることを目指すJFEグループ。今回は、国際的なビジネスの場として多くの参加者と交流できる機会でもあり、アフリカ諸国との信頼関係強化が期待されています。