オリンピアンと共に学ぶ「JOCオリンピック教室」開催のお知らせ

JOCオリンピック教室が神奈川で実施されます

公益財団法人日本オリンピック委員会（JOC）が主催する「JOCオリンピック教室」が、神奈川県内の中学校で開催されます。この教室は、オリンピアンが講師となり、自らの経験を基にオリンピズムやオリンピックの価値を伝えます。これにより、学生たちはオリンピックの精神を学ぶと同時に、日常生活における倫理感や責任感を考えるきっかけになります。

開催スケジュールと対象校

実施されるのは、12月上旬に予定されている清川村立緑中学校と二宮町立二宮中学校です。いずれの学校でも、中学校2年生を対象にした講義が準備されています。具体的な日程は以下の通りです。

- 清川村立緑中学校

日時：令和7年12月5日（金） 10:45 - 12:35
内容：運動（体育館）および座学（教室）
講師：太田陽子氏（陸上競技、シドニー2000大会出場）

- 二宮町立二宮中学校

日時：令和7年12月12日（金） 8:55 - 15:00
内容：運動（体育館）および座学（教室）
講師：宮嶋克幸氏（スケルトン、平昌2018大会出場）、橘雅子氏（アーティスティックスイミング、北京2008大会出場）

オリンピズムを学ぶ意義

オリンピズムとは、肉体と精神、意志を高めあう生き方の哲学です。スポーツを通じて文化や教育と接合させ、努力や社会的責任、そして倫理観を育むことを目的としています。この教室では、オリンピックの価値を学びながら、参加者が自らの人生にどのようにそれを活かすかを考えるきっかけを得ることができます。

また、ストレスの多い現代社会において、スポーツは心身の健康を保つためにも重要な役割を果たします。オリンピアンとの交流を通じて、若い世代がスポーツに前向きに取り組む姿勢を持つことが促進されることでしょう。

神奈川県の取り組み

神奈川県はJOCと「JOCパートナー都市協定」を締結し、オリンピックムーブメントを推進する事業に取り組んでいます。地域を挙げてスポーツを活性化するこの取り組みは、地域の若者たちに大きな影響を与え、次世代のアスリートを育む礎となることでしょう。

オリンピック教室を通じて、オリンピズムを体験し、地域社会との絆を深める貴重な機会をお見逃しなく！参加は、清川村立緑中学校や二宮町立二宮中学校にお問合せください。