サンキューバーユ、スイスから世界へ馬油美容を広める夢を発信

株式会社サンテフレスコが展開する「サンキューバーユ」は、日本発の馬油スキンケアブランドです。このブランドの創業者、岡田恵子は、21歳の時に火傷を負い、以降長年にわたり肌トラブルに悩んできた経験から、馬油の力に心から惚れ込んでいます。特に、50歳の際に試した馬のたてがみから作られる「こうね」から得られる馬油は、彼女のスキンケアの一部となり、驚くほどの潤いを持つ体験をもたらしました。

約8年前、54歳で専業主婦から経営者への道を歩む決意を固めた岡田は、サンキューバーユを立ち上げました。彼女は、家族全員がこのブランドの運営に関わり、特に母の経験と想いを届けるために力を合わせています。サンキューバーユは、これまで日本国内の百貨店を中心に、肌と心に寄り添う製品を提供してきましたが、新たな一歩としてスイスを拠点にすることを決めました。

スイスからヨーロッパへ

サンキューバーユの新たな挑戦は、スイスを拠点に馬油美容をさらに広めることです。岡田恵子から引き継いだ理念を持つバーユ娘は、学生時代に多くの海外の友人を持ち、スイスの自然や文化に惹かれてきました。スイスの「自然を重んじる暮らし」は、馬油という天然成分と非常に相性が良く、自然の力を活かすサンキューバーユの理念と共鳴しています。人々が「自然と共に、美しく年齢を重ねる」という価値観を受け入れるきっかけを提供したいと考えています。

過去、現在、未来

日本では馬油は古くから親しまれてきましたが、その効果についてはあまり知られていませんでした。これまでの7年間、サンキューバーユは丁寧な販売や情報発信を続け、多くのファンを獲得しました。現代の女性が抱える肌の悩みや不安にも寄り添った製品を届けてきましたが、これからはその価値を海外にも広めていくことが大きな課題です。

将来の目標として、2027年にはスイス・ジュネーブに欧州支局を設立することを考えています。この新しい拠点で、現地のメーカーとのコラボレーションや、エシカルな製品開発に着手することで、馬油を新たな選択肢として提案していく予定です。

小さな家族ブランドの強み

サンキューバーユは、大手メーカーではありません。このため、私たちは「人に寄り添った」開発と販売を大切にしています。まずは、スイス国内での販売体制を整え、ローカルイベントや市場への参加を通じて、現地の人々とのつながりを深めていくスタートを切ります。さらには、ナチュラルコスメ企業とパートナーシップを結び、スイス初の「BA-YU（馬油）」ブランドを確立することを目指しています。

夢の実現に向けて

サンキューバーユが描く未来には、「ユーザーの声を大切にした開発」「ナチュラルな素材へのこだわり」が込められています。「この夢が実現したら、海外のどこかで、日本の家族が作っている自然派スキンケアを紹介する会話が聞こえる日が来る」と願っています。このApril Dreamは、私たちの歩みの第一歩として、馬油を通じて世界の素肌を輝かせることを目指します。

サンキューバーユの公式サイトやSNSでも情報を発信していますので、ぜひご覧ください。これからの夢を共に追いかけていく仲間が増えることを心から楽しみにしています。