脳を守るための健康レシピ本「藤井恵さんの脳にいいごはん」が登場

脳の健康を守る食事法

脳は私たちの体を動かす重要な器官であり、その働きを支えるための食事が求められます。手軽で美味しいレシピを多数掲載した『藤井恵さんのとことん脳にいいごはん』が、11月6日（木）に発売されます。著者の藤井恵さんは、料理研究家で管理栄養士としての経験を生かし、毎日の食事を通じて脳を健康に保つ方法を提案しています。

「ブレインフード」とは？

脳を元気に保つためには、「ブレインフード」と呼ばれる食材が重要です。ブレインフードは脳の働きを助ける栄養素を豊富に含む食材で、青魚、ナッツ、抗酸化成分を含む野菜類がその代表格です。これらの食材を意識的に取り入れることが、脳の健康維持につながるのです。

AGEを減らす秘訣

脳の健康を脅かす「AGE」（終末糖化産物）は、食材の糖化過程で生成される老化物質です。このAGEは脳に蓄積されやすく、脳の働きを鈍らせる要因となります。本書では、AGEをなるべく減らし、酸化や糖化を防ぎつつ栄養素を保持する「水調理法」を推奨しています。この調理法を日常に取り入れることで、脳や血管への負担を軽減し、老化を防ぐ効果が期待されます。

83品のレシピで脳を元気に

本書は4つのテーマに分かれており、計83品のレシピが収められています。

PART1 - 朝食とたんぱく質

栄養をバランスよく摂るために、朝食には炭水化物とたんぱく質が必須です。藤井さんは、朝食レシピやたまご料理に加え、特製の「脳活カレー」まで幅広く紹介しています。野菜や海藻を取り入れることもポイントです。

PART2 - ヘルシーで美味しい料理

和洋中韓さまざまにアレンジされたヘルシーレシピを提供。特に、生の食材を使ったレシピは脳に優しく、ミネラルが豊富な貝料理も特色です。

PART3 - お肉料理の重要性

肉は脳機能を維持するためにも欠かせない食材です。PART3では、満足感があるのにヘルシーな肉料理を紹介し、効率よく脳の栄養不足を補えるレシピが揃っています。

PART4 - 脳に優しい副菜

食物繊維と抗酸化成分を含む副菜レシピに重点を置き、腸内環境を整える重要性を訴えています。抗酸化野菜は良質な油と組み合わせることで、その効果がさらに高まるとされています。

藤井恵さんと監修者のプロフィール

料理研究家の藤井恵さんは、バランスの取れた献立作りを得意とし、利用者の生活に寄り添った提案を行っています。また、脳神経内科医の内野勝行さんが監修を務め、医学的根拠に基づいた信頼性の高い内容です。

この秋、ぜひ『藤井恵さんのとことん脳にいいごはん』を手に取り、脳を元気にする食生活をスタートしてみてはいかがでしょうか。心と体の健康を支える美味しいレシピで、若々しい脳をキープしましょう。