カクテルバー「Canes and Tales」に次世代和素材が登場！

ヒルトンの最上級ホテルで楽しむ新たなカクテル体験

2025年4月、世界的に評価の高いヒルトンの最上級ブランドホテル「Waldorf Astoria Osaka」が注目の新たなカクテルを提供することが決定しました。そのカクテルバー「Canes and Tales」では、株式会社NEXTAGEの「わさび栽培モジュール」で栽培された葉わさびが正式に採用され、カクテルのガーニッシュとして使用されます。

NEXTAGEの叶える未来のわさび文化

NEXTAGEは、アグリテックに特化した企業で、日本のわさび文化を継承しながら新たな農業の形を提案しています。本社は東京都目黒区に位置しており、静岡R&Dセンターや横浜C&Mセンターを持つなど、全国に拠点を展開しています。特に「真妻わさび」という最高品質の品種を水耕栽培で育てる技術に注力し、安定した品質の葉わさびを提供しています。

代表取締役の中村拓也氏は、自社の栽培システムによって、虫食いや日焼けによって難しくなる綺麗な状態の葉わさびを安定的に栽培できる点を強調。これにより、季節を問わず高品質な葉わさびが手に入るようになりました。これは、Waldorf Astoriaというラグジュアリーブランドで承認される素材として非常に価値のあるものです。

「Canes and Tales」の魅力

「Canes and Tales」は、1930年代の“ジャズエイジ”を感じさせる華やかな文化の中で、新しい形のミクソロジーを楽しめるカクテルバーです。バーマネージャー兼ミクソロジストのドミニク氏が手掛ける11種類のシグネチャーカクテルは、F・スコット・フィッツジェラルドの短編集『ジャズ・エイジの物語』にインスパイアされており、それぞれのカクテルは文学的なストーリーを伝えています。

ドミニク氏のこだわり

ドミニク氏は、世界の名だたるラグジュアリーホテルでの経験を持つ国際的なミクソロジストです。彼はこの葉わさびを初めて見た時、その美しさに深く感銘を受けました。カクテルに独自性を加えるために、この素材を取り入れ、驚きと日本の優雅さを表現したいと語っています。彼の描くカクテルは、飲む人に文学の一場面に没入させる特別なものになっています。

日本の素材を使ったグローバルな一杯

ドミニク氏が創り出すカクテルには、NEXTAGEの葉わさびがガーニッシュとして使われることで、日本の文化の深さと美しさが表現されています。「Waldorf Astoria」での体験は、単なる飲食を超えて、土地とのつながりを感じさせるものになるでしょう。これにより、日本のわさび文化はさらに広がり、次世代への継承が進むことが期待されています。

未来への展望

NEXTAGEは、これからも日本の「わさび文化」の発展を目指します。過去の経験を生かしながら、未来の人々にも本物のわさびを届けるため、さらなる技術革新に取り組んでいきます。カクテルバー「Canes and Tales」での葉わさびの採用は、その第一歩です。

この特別なカクテルを通じて、ぜひ貴方も日本の深い文化を感じ取ってみてはいかがでしょうか？