歴史の街・横浜を学ぼう!「なかくっこ自由研究大作戦2026」の体験レポート
横浜市中区が主催する「なかくっこ自由研究大作戦2026」。このイベントは、地元の小学生を対象に、歴史や文化を楽しく学ぶための体験型プログラムです。特に注目すべきは、旧横浜市庁舎行政棟を活用した新しいホテル「OMO7横浜」が初めてこの企画に参加した点です。
OMO7横浜とは?
2026年4月にオープンした「OMO7横浜」は、歴史的建物である旧横浜市庁舎をレガシーホテルとして再生し、地域の魅力を伝える新感覚の宿泊施設です。このホテルでは、地域密着型のプログラムを通じて、訪問者に横浜の奥深い魅力を再発見してもらうことを目指しています。今年の夏、初めて開催された「なかくっこ自由研究大作戦」では、特に古き良き横浜の歴史を学ぶ貴重な体験が提供されました。
館内ツアーの内容
2026年の夏休み期間中の8月4日と5日、各日11:30から13:00まで、地元の小学4年生から6年生を対象にした特別な館内ツアーが実施されました。参加したのは、各日10名の児童とその保護者です。ツアーでは、旧横浜市庁舎行政棟の歴史や意匠について「OMOレンジャー」と呼ばれるスタッフの案内で探検を行います。ここでは、参加児童が「昔の横浜がホテルになったら?!」という疑問を持ちながら建物を巡ります。
昭和の名建築家の作品を間近に
館内では、旧市庁舎の大階段を模した「OMOベース」の大階段や、辻晉堂作のタイルアート「海・波・船」など、当時の建築美に触れることができます。また、歴史を感じさせるエレベーターホールもあり、子どもたちは実際に手触りを感じながら、その時代の生活や文化を想像します。
歴史を身近に感じる「ハマイズムコレクション」
ツアーでは、「ハマイズムコレクション」と呼ばれる、旧横浜市庁舎の歴史を知るための展示も見学します。旧市会棟本会議場の絨毯や階段の手すりといった、歴史的価値を持つアイテムを実際に見て触れることができ、子どもたちにとって貴重な体験になることでしょう。
参加児童の声
参加した子どもたちは、館内ツアーを通じて横浜の魅力を感じ、自分たちの住む地域についての理解を深めました。「横浜の歴史に触れることができてよかった」「屋上からの景色が素晴らしい」「もっと横浜のことを知りたくなった」といった感想が聞かれました。
地域の歴史を学ぶことが、未来の興味や探究心を育む手助けになることが期待されます。中区の区長である永井由香さんは「子どもたちが地域の歴史や文化に関心を持つことを嬉しく思います。このような体験を通じて、彼らが未来にわたって横浜を愛し続けてくれることを期待しています」とコメントを寄せました。
今後の展望
「なかくっこ自由研究大作戦2026」は、警察やホテルなど新たな分野を含む全24の題材が用意されており、地域の子どもたちが身近な仕事や文化を学び、探究心を育む場としての期待が高まっています。この取り組みは、横浜市が目指す地域の魅力を未来へとつなぐ重要な役割を担っています。
「OMO7横浜」は、これからも地域と連携し、子どもたちが学び成長する機会を提供し続けることで、横浜の魅力を伝えていくことでしょう。日本の文化と歴史を受け継ぎながら、次の世代にその魅力を伝えるための架け橋としての役割を果たすことを楽しみにしています。