老舗旅館一の湯、特定技能外国人支援システムLinkusの本格運用開始

株式会社一の湯が支援システム「Linkus」を導入

老舗旅館グループ、株式会社一の湯が特定技能外国人支援業務管理システム「Linkus」（リンクス）の本格運用を始めました。このシステムはBEENOS HR Link株式会社が提供するもので、外国人材の雇用に伴う業務を効率化し、質の高い支援を実現します。

運用開始の背景

一の湯は1630年に箱根湯本で創業し、現在は箱根を中心に9つの宿泊施設を展開しています。2045年には200施設の展開を計画しており、その一環として外国人材の導入に早くから取り組んでいます。人手不足が懸念される宿泊業界では、特定技能外国人の雇用が重要な課題となっていますが、当初は外部の支援機関へ業務を委託していました。

しかし、支援委託費の高騰や管理の煩雑さから、内製化を検討。その結果、必要なノウハウを自社内で蓄積する必要があると判断し、BEENOS HR Linkの「内製化トータルサポート」を利用することにしました。このサポートを通じて、自社での支援体制を構築し、「Linkus」を導入することで業務の効率化を目指しました。

Linkus導入のメリット

「Linkus」の導入により、以下のようなメリットが得られています：

- 申請書類の自動化: 従来、煩雑で時間を要していた申請書類の作成が自動化され、特に50ページにおよぶ書類も短時間で対応可能になりました。
- ミス防止: 事前に必要な手続きを網羅したガイダンスが提供されるため、作業漏れやミスを防げます。
- 直感的な操作性: システムの操作が直感的で、使用方法を説明書なしで理解できるため、業務効率が大幅に向上しました。

株式会社一の湯のコメント

一の湯の代表取締役社長、小川尊也氏は以下のように述べています。「内製化トータルサポートの利用を決めたのは、専門家のサポートなしには自社での適切な支援が難しいと感じたからです。」また、「Linkusを導入して、本当に良かった点は多々ありますが、特に申請業務の効率化と正確性の向上を実感しています。」と話しました。