アップサイクルデザインコンテスト開催
2025-07-01 15:39:47

国内最大規模のアップサイクルデザインコンテスト『Reclothes Cup 2025』一次審査会が開催

国内最大級のアップサイクルデザインコンテスト『Reclothes Cup 2025』が始動



神奈川県相模原市を拠点とするブックオフコーポレーションが主催する、アップサイクルデザインコンテスト『Reclothes Cup 2025』の一次審査会が開催されました。この大会は、昔の服に新たな価値を見出すためのものであり、日本国内でも注目を集めているイベントです。今年のコンテストには、なんと612件の応募があり、これは過去最多の数字です。

審査会の様子



一次審査会には著名な審査員たちが集合しました。児島幹規氏が審査委員長を務め、スタイリストの相澤樹氏や、ブックオフグループの社長である堀内康隆氏も参加しました。全エントリー作品をじっくり確認し、約4時間にわたって厳正な議論が交わされました。その結果、デザイン部門から40作品、販売部門から20作品の通過が決まりました。

審査員達は、今年の応募作品の進化について高く評価しており、デザインのクオリティが年々向上していると感じています。使用素材が制限されている中でも、多様な工夫が凝らされた作品が増えているとのことです。そのため、審査を通過した作品がどのような形に仕上がるのか、非常に楽しみであるとコメントしています。

最終審査会へ向けて



通過した応募者たちは、実際にブックオフが提供した古着を使って、デザイン画をもとにリアルな衣装を製作します。次のステップとして、10月13日(月・祝)に福岡国際会議場で行われる最終審査会では、選ばれた全60作品がモデルによって披露され、ファッションショー形式で評価されます。

『Reclothes Cup』の魅力



『Reclothes Cup』は、2021年にスタートしたこのコンテストは、単にデザインを競う場所にとどまらず、古着を使用したサステナブルな取り組みの一環でもあります。日本全国から高校生以上の学生を対象に、自由な発想で古着の価値を高めることを目指しています。デザイン部門ではグランプリ受賞者に雑誌『装苑』への掲載と30万円の賞金が授与され、販売部門では10万円と商品展出の機会が与えられるという好機を提供します。

ブックオフのサステナブルな理念



ブックオフが『Reclothes Cup』を開催する理由は、単なる情報発信やサービス提供にとどまらず、リユースの重要性を再認識し、循環型社会を促進するためです。年間1000万着以上の衣類を扱う中で、ブックオフは着ることなく役目を終える服の救済にも取り組んでいます。コンテストを通じて創作意欲を持つ学生を支援し、今後のファッション業界を支える新しい才能を発見する場を提供したいと考えています。

まとめ

『Reclothes Cup 2025』は、ただのデザインコンテストにとどまらず、旧い衣服に新たな命を吹き込むサステナブルな取り組みを象徴しています。参加者や受賞者が未来のファッション界を彩る新鋭として羽ばたくことを期待しています。このような活動は、私たちの暮らしや環境にも好影響を与えるものであり、今後も注目し続けていきたいです。


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