ファンケルショップ、接客アプリ導入の背景
株式会社ファンケルが2023年4月1日より、全店舗に「接客アプリ」を導入することを発表しました。この取り組みは、店舗スタッフが手元のスマートフォンでお客様の購入履歴や接客情報を手軽に確認できるようにすることで、より質の高い接客体験を提供するものです。
これまでは、接客に必要な情報がPOSレジやタブレット端末、店舗PCなど、さまざまなツールに分かれており、スタッフは必要な情報を探すのに時間を要していました。しかし、このアプリの導入により、すべての情報が一元管理されるため、クイックに必要なデータにアクセスできます。
アプリの特徴と効果
このアプリには、以下のような多彩な機能が搭載されています。
- - 購入履歴の確認:お客様の直営通販や店舗での購入履歴を確認できます。
- - カウンセリング情報の確認:過去の接客履歴を閲覧し、つながりのあるコミュニケーションが可能となります。
- - 在庫確認機能:自店舗だけでなく、他の店舗の在庫状況も迅速に確認でき、お客様への問い合わせにもスムーズに対応できます。
このように、アプリを通じて、スタッフはお客様一人ひとりに合ったサービスを提供できるため、接客の深さが大きく向上します。顧客情報をすぐに把握できることで、きめ細やかな提案が可能となり、リピート率の向上が期待されます。
顧客体験の向上に向けた取り組み
ファンケルショップは、今回の接客アプリの導入を通じて、リアル店舗ならではの体験価値を高めていく方針です。約1,000人のスタッフへのヒアリングを経て開発されたこのアプリは、現場の声を反映した実用性の高いものになります。
導入情報
- - アプリ名称:ファンケル 接客アプリ
- - アプリ導入日:2023年4月1日(火)
- - 導入店舗:全152店舗(2025年3月時点)
- - コンテンツの数:過去の購入履歴(直営通販・店舗)、過去の接客情報、在庫履歴など計14コンテンツが含まれています。
未来へ向けて
ファンケルは、接客アプリの導入によって新たな顧客体験を提供し、さらなるサービス向上を目指します。実際の店舗での接客を通じて、お客様の声を直接聞き、より良いサービスを提供することが、ファンケルショップの使命です。今後の展開にも期待が高まります。