FLL学校チャレンジ2025参加校募集開始!
全国の小中高を対象とした教育支援のチャリティープログラム「FLL学校チャレンジ2025」の参加校募集が始まりました。このプログラムは、NPO法人青少年科学技術振興会 FIRST Japanが主催し、世界中の子どもたちにSTEAM(科学、技術、工学、アート、数学)を体感させることを目的としています。子どもたちが楽しみながら学び、成長できる環境を整えます。
FLL学校チャレンジとは?
FLL学校チャレンジは、「FIRST LEGO League(FLL)」という国際的なロボット競技と探究学習を日本の小中高生向けに提供する取り組みです。これは、子どもたちがロボットを製作し、プログラミングを行い、実社会の課題に挑むことで、創造力や問題解決能力、チームワークを育むことを目指しています。これまでに全国50校以上が参加し、素晴らしい成果を上げています。
STEAM教育を支援する理由
経済的な理由や指導者不足などの障壁でFLLに参加できない学校のために、このチャリティープログラムが設立されました。プログラムに参加する学校には、レゴ社製のロボットキットや教材が無償で提供され、教員向けの講習会も行われます。これにより、STEAM探究学習をより実践しやすくなります。
FIRST LEGO League(FLL)の紹介
FLLは、110の国々で実施されている国際的なロボットと探究学習の大会です。チームを組んだ児童・生徒たちは、ロボットの製作やプログラミングを通じて、世界中で設定される社会課題に挑むことが求められます。毎年、大会のテーマは異なり、昨年度のテーマは「海洋探査」でした。今年のテーマは8月に発表予定です。
FLLのカテゴリーと活動内容
1. FLL Explore
対象:小学1年生~小学4年生
- - 新たな大会テーマに基づいてアイデアを考え、レゴでモデル化
- - プログラミングを利用してモデルの一部を動かす
- - 4分間のプレゼンテーションで、チーム活動を紹介
2. FLL Challenge
対象:小学4年生~中学生
- - ロボットを設計しプログラミングを通じた競技
- - 大会テーマに従ったリサーチとその発表
このように、FLLは各学校の状況に合わせた形で実施でき、多様な学びの場を提供します。例えば、水戸英宏小学校では放課後クラブの一環で、入新井第一小学校では総合的な学習時間として取り組まれ、多くの学校が全国大会へ進出しています。
募集概要と応募条件
本プログラムには全国の公立・私立の小学校・中学校・高等学校が対象となります。
- - 応募条件として、初めてFLLに参加する学校や、レゴロボットを所有していないこと、学校活動としての参加が求められます。
- - サポートとしてはロボットキット、教材、教員向け講習会、そして地域大会への参加機会が提供されます。
- - 応募締切は2025年4月26日(予定)で、選考結果は2025年4月28日までに通知されます。
最後に
FLL学校チャレンジは、全国の教育機関にSTEAM教育推進の新たなチャンスをもたらすものです。創造的な活動を通じて、児童・生徒たちの学びの意欲が高まるこの機会を、どうぞお見逃しなく。興味のある方は、お早めに応募してみてください!