白馬の人気ホテルコンドミニアム、全戸完売の背景
長野県・白馬村に位置するホテルコンドミニアム「ラ ヴィーニュ 白馬 by 温故知新」が、2025年5月30日をもって全38室の販売を完了したというニュースが話題です。総合不動産企業リストグループが開発したこの施設は、開業初月から9割以上の稼働率を記録し、その人気の理由に迫ります。
「ラ ヴィーニュ 白馬」の魅力
本物件の魅力は何と言っても、その立地とサービスです。JR大糸線白馬駅から車で約7分という便利なアクセスと白馬エリアの美しい自然環境が、国内外の旅行者を惹きつけています。また、全室が角部屋の設計となっており、客室の面積も53.96㎡から144.89㎡まで多様なニーズに応えます。
さらに、1階には地元食材を活かしたフレンチ&鉄板焼きのレストラン「LA VIGNE DINING FÛDO」があり、1,000本以上の厳選ワインを楽しむことができます。
室内設備と運営
このホテルコンドミニアムは、通常のホテルサービスに加え、キッチンや洗濯機、乾燥機など、居住性も兼ね備えています。フロントサービスやハウスキーピングを享受しながら、まるで自宅のように快適に過ごすことができるため、リピーターが多いのも理由の一つです。この施設は、特に海外の富裕層に高い評価を受けています。
運営は高級宿泊施設に定評のある株式会社温故知新が手掛けており、その質の高いサービスが評価されています。
契約者の傾向
販売成功の背景には、契約者の属性が大いに影響しています。契約者の約3割が50代であり、ほとんどが過去にホテルコンドミニアムの購入経験があるリピーターです。また、購入目的は自己利用と投資がほぼ同数で、特にスキーシーズンの拠点として利用したい方々が目立ちます。居住地は東京が中心で、海外からの買い手も見受けられます。
管理と交通利便性
白馬村の交通利便性も好評で、Uberタクシーの導入や村が運営するデマンドタクシーの導入が、さらなる利便性を提供しています。この点も契約者から高く評価されており、利回りの観点からも魅力的です。
今後の展望
今回はリストグループにとって初のホテルコンドミニアム開発プロジェクトでしたが、売上と客の評価をもって成功を収めることができました。今後もリストグループは、国内外のリゾート地に新たな価値ある不動産の提供を進め、更なるライフスタイルの提案に努めていく考えです。
旅の目的地としての白馬の地位が確立された今、さらなる成長が期待されます。今回のプロジェクトがその第一歩となることでしょう。