2027年国際園芸博覧会を守る!NICTと協会がサイバー協定を締結
国際園芸博覧会における安全対策
2027年に横浜で開催される国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)に向け、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)と公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会は、特にサイバーセキュリティに関する連携協定を締結しました。この協定は、サイバー攻撃の観測とその対処を目的としており、近年増加するサイバー犯罪に対する備えを強化するための重要なステップです。
GREEN×EXPO 2027とは?
GREEN×EXPO 2027は、国際園芸家協会(AIPH)から承認を受け、博覧会国際事務局(BIE)によって認定されたA1クラスの国際イベントです。この博覧会は、約1,000万人の来場者を見込んでおり、地球規模の環境保護や持続可能な社会づくりに向けた取り組みが強調されるイベントとなります。そのため、観客や参加者の安全が極めて重要です。
サイバーセキュリティの重要性
近年、様々な分野でサイバー攻撃の危険が増しており、大規模イベントの運営においてもサイバーセキュリティの確保が欠かせません。特に、情報通信分野を専門とするNICTの技術が求められるのです。NICTのサイバーセキュリティ研究所は、長年の研究と運用を基にしたサイバー攻撃の観測技術や脅威分析技術を駆使し、博覧会協会との連携を通じてサイバー攻撃への迅速な対応を可能にします。
各者のコメント
公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会の事務総長、河村正人氏は、「2027年国際園芸博覧会は国家的な大規模イベントであり、サイバー空間の安全・安心を確保することが重要です」と述べ、NICTとの連携が心強いと強調しました。
NICTのサイバーセキュリティ研究所長、井上大介氏も「安全な運営にはサイバーセキュリティの確保が不可欠で、我々の技術によって博覧会の安全を支援していく所存です」と語り、事業者とカスタマーの双方に安心を提供する姿勢を示しました。
未来への備え
NICTは、国内唯一の公的研究機関として、サイバーセキュリティの向上に向けた研究開発を推進しています。これにより、サイバー攻撃の早期検知や脅威インテリジェンスの提供を行い、国民の安全を守るために取り組んでいます。これまでも東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会や2025年大阪・関西万博でのサイバー攻撃の観測・分析に関与してきた実績があり、今後も大規模イベントでの安全確保を技術面から支援していく方針です。
安全で安心できる国際園芸博覧会の開催を目指し、NICTとGREEN×EXPO協会はこれからの協力体制をより強化していくことでしょう。国際的なイベントにおけるサイバーセキュリティの重要性が高まる中、来場者が心安心して楽しめる空間を提供するために、両者の連携が期待されます。