ライアン・ガンダー展が箱根のポーラ美術館にて開催
2025年5月31日(土)から始まる「ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー」展が、神奈川県箱根に位置するポーラ美術館で開催されます。この展覧会は、英国のアーティストライアン・ガンダーの最新作を紹介するもので、全18点におよぶ作品が展示されます。その多くは日本初公開の新作で、本展のために制作されたものも含まれています。
魅惑的な新作の数々
ライアン・ガンダーは、絵画、彫刻、映像、テキストそしてVRインスタレーションなど多岐にわたる作品を生み出すアーティストです。彼は、日常生活の中に隠された物語や多層的な意味を、知的な遊び心とユーモアを交えて表現します。特に「アニマトロニクス」シリーズでは、彼の幼い子どもたちの声が使用され、家族とのコミュニケーションや信頼関係の模様を垣間見ることができます。これにより、作品はアートだけでなく、親子の絆をも感じさせるものとなっています。
箱根の森の不思議な動物たち
展覧会のテーマの一部分には、箱根の豊かな自然や生態系が反映されています。彼は、この美しい森の中で出会う様々な動物たちを探検し、新たな不思議な生き物たちを作品として展開します。シカやイノシシ、鳥たちとの共生を通じて、生命や共存について考えるきっかけを与えてくれるでしょう。このように、観客はただ作品を鑑賞するだけでなく、箱根の自然とアートの融合を楽しむことができます。
展覧会オリジナルグッズも見逃せない
また、展覧会ではオリジナルグッズも多数販売される予定です。定番のアイテムから、ガンダーのアイコンとなるグッズ、さらには彼の作品をモチーフにした驚きのアイテムまで、ここでしか手に入らない特別な品々が揃います。これらは展覧会の思い出をさらに深めるものになるでしょう。
アーティストの背景とポーラ美術館の魅力
ライアン・ガンダーは1976年にイギリスのチェスターで生まれ、国内外の著名な美術館で数多くの展覧会を行ってきました。その活動の幅広さや現代アートにおける貢献から、彼は国際的に高い評価を得ています。ポーラ美術館もまた、現代美術の第一線で活躍するアーティストの作品を展示し、自然と美術の共生をテーマにしています。箱根の美しい景観とアートの融合を楽しむことができるこの場所で、ぜひ新しい視点と感動を体験してみてください。
展覧会概要
- - 会期: 2025年5月31日(土)― 11月30日(日)
- - 会場: ポーラ美術館アトリウム ギャラリー、展示室4、ロビー
- - 主催: 公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
- - 開館時間: 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- - 入館料: 大人2,200円、大学・高校生1,700円、中学生以下無料
ポーラ美術館の詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。箱根の自然とアートの素晴らしいコラボレーションをお楽しみに。