空間を超えて家族の安心をつなぐIoT見守りサービス「ここわ」
2025年12月16日、TRIAS株式会社が提供する新しい見守りサービス「ここわ」が正式リリースされます。このサービスは、離れて暮らす家族を見守るための高齢者向けIoTデバイスであり、特に高齢者の単独世帯が増える中でその役割が期待されています。この「ここわ」は、家族の安心感をもたらすために設計されており、カメラを使用せず、人感センサーを搭載しています。これにより、プライバシーが守られつつも、日々の生活の動きを自動で感知し、LINEを通じて通知が届く仕組みです。
簡単導入で安心の見守り
「ここわ」は、東京の練馬区や立川市、宮城県の多賀城市、大阪府守口市、愛知県一宮市において、見守り支援事業としてすでに導入が開始されています。また、2026年からは神奈川県の横浜市でもサポートされる予定です。導入が簡単で、特別なネット環境を必要とせず、電源に插すだけで使用が可能です。これにより、高齢者世帯にインターネットの導入が難しい場合でも利用できます。
プライバシーを重視した設計
「ここわ」の最大の特徴は、カメラが搭載されていない点です。これにより、見守られている家族のプライバシーが守られることを最優先に考慮しています。人感センサーは家族の日常的な動作を検知し、異常があればアラートとして家族に通知します。これにより、見守りがより自然なものとなり、負担を軽減します。
手続きも簡素化
新たにアプリをインストールする必要はなく、すべての手続きはLINE上で完結します。申し込みから日々の通知受取まで無駄な手間はなく、LINEを利用するだけで家族とのコミュニケーションが可能になります。また、契約後のレポートもLINEで受け取れるため、日常の状況を簡単に知ることができます。
コストパフォーマンス
料金体系も非常にわかりやすく、初期費用として19,800円(税込、送料無料)がかかりますが、月額料金は3,300円です。さらに、リリースを記念して最初の1か月の料金が無料になるキャンペーンが実施されています。費用対効果を考慮すると、とても魅力的なサービスです。
自治体との連携
「ここわ」は地方自治体との連携を強化しており、多くの地域での導入が進められています。特に高齢者に関する支援事業の一環として、自治体からの助成を受けることで、より多くの家庭に必要とされるサービスとしての地位を確立しています。このように、地域との連携を通じて、より多くの家庭が「ここわ」を利用できる環境が整いつつあります。
最後に
TRIAS株式会社は、今後もこのサービスの更なる改良を行い、地域密着型企業や自治体との連携を強化することで、より多くの家庭に安心を提供することを目指していきます。「ここわ」は、ただの見守りサービスに留まらず、家族間のコミュニケーションを促進し、安心して暮らせる社会の実現を目指します。高齢者の見守りが求められる現代において、「ここわ」はその期待に応える存在となることでしょう。