サンクトガーレン「7種の桃のエール」が登場
神奈川県厚木市に本拠を置くクラフトビールメーカー、サンクトガーレンが2025年9月25日(木)から期間限定で新商品「7種の桃のエール」を発売します。このビールは、山梨の訳あり桃を使用したもので、まるで濃厚な桃のネクターのような味わいが特徴です。
どこで買えるの?
この特別なビールは、発表日にあたる9月25日からサンクトガーレン直営店「タップルーム」で提供が開始されます。また、9月26日から始まる「横浜オクトーバーフェスト」および10月10日から開催される「厚木オクトーバーフェスト」でもサンクトガーレンのブースで楽しめます。ただし、瓶の販売は未定であるため、イベントでの体験をお勧めします。
わけあり桃を活用したアップサイクルビール
サンクトガーレンは、果物の外観やサイズに問題がある訳あり桃を積極的に利用しており、このプロジェクトは2011年から行われています。近年、気候変動の影響で収穫量の約3分の1が訳ありとなる年もあり、こうした果物は通常廃棄されることが多いですが、ビールにすることで農家を助け、食品ロス削減にも貢献しています。
どんな味わいなのか?
「7種の桃のエール」は、白凰や夢しずく、あかつき、まどか、川中島、ゆうぞら、そしてさくらの7種類の桃をブレンドしているため、深みのある香りと豊かな味わいが楽しめます。一度の仕込みでなんと500kgもの桃を使うため、濃厚な桃の甘みと共に、桃の種まわりの酸味も感じることができる商品です。まるで新鮮な桃を口にしたかのようなエクスペリエンスを提供しています。
商品詳細
- - 商品名: 7種の桃のエール
- - タイプ: 発泡酒 (日本の酒税法に基づく)
- - 発売日: 2025年9月25日
販売店舗及びイベント日程
- - サンクトガーレンタップルーム:2025年9月25日より提供開始。タップルームの詳細はこちら
- - 横浜オクトーバーフェスト:2025年9月26日~10月13日(横浜赤レンガ倉庫)
-
詳細はこちらから
- - 厚木オクトーバーフェスト:2025年10月10日~19日(厚木中央公園)
-
詳細はこちらです
サンクトガーレンについて
サンクトガーレンは日本におけるクラフトビールの先駆者であり、地ビールが解禁される前からビールの製造を行っていました。彼らが提供するビールはすべて「エール」であり、その質の高さが国内外のコンテストで多数の受賞歴を支えています。
公式サイトやSNSでも多くの情報を発信していますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
食品ロス削減に向けた取り組み
サンクトガーレンは桃以外にも神奈川のオレンジ「湘南ゴールド」や和梨、長野のリンゴを使用し、見た目の悪い果物をビールに活用することで、農家の支援と環境保全を実現しています。これにより、生産者が無駄に廃棄される果物から新たな価値を引き出すプロセスを視覚化し、独自のビール文化を確立しています。
この秋、サンクトガーレンの新作ビール「7種の桃のエール」で贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。