革新の凍結機導入
2025-11-27 12:08:05

ヤマハの金管楽器製造に革新をもたらす「ZERO-PF-Y」の導入事例

ヤマハの金管楽器製造に革新をもたらす「ZERO-PF-Y」の導入事例



はじめに


液体急速冷凍技術を誇る神奈川県の株式会社ゼロカラが、このたびヤマハ株式会社に新型の液体急速凍結機「ZERO-PF-Y」を導入したという。これにより、金管楽器の製造に必要な工程が効率化され、年間コストの大幅な削減と作業環境の改善が実現しました。

背景


創業1887年を誇るヤマハ株式会社では、ユーフォニアムやチューバなど、さまざまな金管楽器を製造しています。その製造工程の中で特に重要な技術が「氷曲げ」です。これは、金属管の中に水を封入し凍結させる手法ですが、従来のフッ素系溶剤を用いた冷却方法は、高コストとリスクが伴うため、改善が求められていました。特に環境への負担や法的制約に対応するため、安全で持続可能な冷却技術が急務とされていました。

ZERO-PF-Yの選定理由


ゼロカラが提供する「ZERO-PF-Y」は、エタノールを冷媒として使用できる設計で、消防法に準拠した安全機構を備えています。冷媒の濃度を60wt%未満に維持し、常に水位を自動で管理することで安全に運用可能です。ヤマハの犬塚氏は、他社がエタノール対応を断念する中、ゼロカラが具体的な提案をしてくれたことが導入の決め手になったと話しています。

導入効果


「ZERO-PF-Y」を導入してから、冷却速度は約60分から40分に短縮され、氷の結晶がより均一に形成されるようになりました。これにより、全体の生産工程が効率的になり、ボトルネックが解消されました。さらに、冷媒の補充頻度が減少したことにより、メンテナンス作業が軽減され、作業者の負担も減少しています。犬塚氏は「凍結速度が速く、氷の状態も安定しています。コスト面での効果は想像以上で、本当に導入して良かったです」と喜びを語っています。

今後の展望


ヤマハでは、今後も冷凍条件の最適化やフィードバックシステムの構築に取り組み、より高い品質と歩留まりを目指すとのこと。また、国内の他のラインでの追加導入や、海外拠点への展開も視野に入れており、グローバルな生産体制の強化を図っています。犬塚氏は「現在は順調ですが、さらなるラインの運用によりコスト削減を進めていく方針です」と意気込んでいます。

株式会社ゼロカラについて


神奈川県横浜市に本社を構える株式会社ゼロカラは、超高速の凍結技術を提供しており、持ち込みや郵送による凍結テストも実施しています。助成金の取得やリース対応といったサポートも充実しており、大型機搬入可能なため、大量生産にも対応可能です。

設立:平成29年11月1日
公式HP:ゼロカラ公式サイト


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