春の訪れを感じる奥湯河原温泉・海石榴の季節限定お献立
3月に入り、少しずつ温かい春の日差しが訪れてきました。神奈川県の湯河原町では梅林が見頃を迎え、続く桜やサツキが町を華やかに彩っています。この季節にぴったりな料理を楽しむために、奥湯河原温泉の海石榴では2025年春のお献立「山笑う奥湯河原の春」がスタートしました。
「山笑う」とは?
「山笑う」という言葉は、春の暖かさによって花や木々が芽吹く様を表現する俳句の季語です。このお献立では、春らしい旬の食材と器を使って、その華やかさを表現しています。全10品から構成される春の特別お献立の中から、特におすすめの料理を紹介します。
前菜:春の風味がたっぷり
最初に登場するのは、色とりどりの7種の前菜です。車エビを使った三色揚げや、タラの芽の天ぷら、北寄貝ともずく酢、寄せグリーンピース、菜の花と白ミル貝の辛子味噌和え、ひろっことベーコンの煎り、鮑の青海苔餡掛け、浅利とアスパラのわらび餡和えのラインナップ。これらの料理は提供直前に揚げられ、熱々の状態で楽しむことができるため、春の食材の新鮮さを存分に味わえます。
椀物:うるいの香りと共に
2品目の椀物は、「蛤吸筍真丈とうるい」。ハマグリのふっくらした身を頬張ると、広がる繊細な甘みが楽しめます。シャキシャキとした筍とうるいの食感も春の味わい。料理長が丁寧に取った出汁と共に、季節を感じる一品です。
お造り:春爛漫の美しさ
次にご紹介するお造りは「本マグロ、サワラ焼霜、ボタンエビ、サーモン昆布〆、帆立の塩昆布和え」です。春の山々の色合いをモチーフにした盛り付けが、美しさを引き立てます。自家製のつけだれは3種類あり、行者ニンニク醤油、煎り酒、白ポン酢を使って楽しんでください。また、わらびや雪ノ下の付け合わせは塩を振っていただくと、より一層美味しさが増します。
強肴:極上の米沢牛
続いては、強肴として「山形県産米沢牛と春野菜の白味噌仕立て」をご紹介。日本三大和牛の一つである米沢牛は、きめ細やかな霜降りと甘味のある赤身が特徴。白味噌と共に春野菜を煮込むことで、達成される絶妙なハーモニーは、食材の相乗効果を最大限に引き出しています。特製の辛子蕗味噌を付けて、味の変化も楽しんでみてください。
残りのメニューとデザート
このほかにも、桜エビと菜の花を使った赤出汁や、自家製の香の物と釜炊きのご飯、そして春らしいデザートも用意されています。桜アップルパイやうぐいす餅、そしてマンゴーアイスなど、春を感じる甘味で締めくくってください。
ぜひ、この春にお越しください
これらの特別なお献立と共に、春の温泉を贅沢に楽しんでいただくために、ぜひ春の海石榴にお越しください。心地よい温泉と旬の料理が皆様をお待ちしております。宿泊の予約は海石榴のホームページからどうぞ。