岡山大学陸上競技部の星、石本龍一朗さんがデフリンピック日本代表に内定
国立大学法人岡山大学の陸上競技部に所属する石本龍一朗さんが、2025年11月に東京で開催される「第25回夏季デフリンピック競技大会」において、男子400mハードルの日本代表に内定しました。石本さんはこの大会に向け、日々の練習を重ねながら、世界の舞台での活躍を目指しています。
石本さんの驚異的な成績
石本さんは、2024年11月開催の「第21回日本デフ陸上競技選手権大会」で、出場した競技で大会新記録となる56秒45を樹立し、そのパフォーマンスが全国で注目されるきっかけとなりました。その後、埼玉県で行われた日本選手権でも、またもや安定したタイム56秒69を記録し、見事に2連覇を達成。この結果が日本代表入りの大きな要因となったのです。
石本さんの想い
日本代表チームの発表を受け、石本さんは「まずは、これまで自分を支えてくれた両親に感謝したい。今後はその恩返しとして、結果を出すために全力を尽くします。」と語りました。また、歴代のアスリートたちがデフリンピックの認知度を広げるために努力してきたことに対する敬意も表現し、「海外の選手たちと同じフィールドで競えるのは本当に嬉しい」と喜びを現しました。大会までの半年間、毎日練習を重ね、最高の結果を出すことを誓っています。
デフリンピックについて
デフリンピックは聴覚に障害を持つアスリートのための国際的な総合スポーツ大会であり、4年ごとに開催されます。今回の東京大会は、デフリンピックが日本で開催される初めての試みとして、多くの期待が寄せられています。この大会を通じて、聴覚障害に対する理解が深まることも期待されています。
岡山大学陸上競技部はこの歴史的な瞬間を迎える石本さんを全力でサポートしており、彼の今後の活躍に注目が集まります。石本さんがデフリンピックで素晴らしいパフォーマンスを見せ、岡山大学の名を世界中に広めることを願っています。応援の輪も広がり、全学が一致団結して、彼の挑戦を見守ることでしょう。
終わりに
石本さんの挑戦は、ただのスポーツの枠にとどまりません。彼の活躍が、聴覚障害者のアスリートたちの将来をより明るくする希望の光となることでしょう。今後の活躍から目が離せません。