ベッコフオートメーションの魅力とiREX2025出展情報
神奈川県横浜市を拠点とするベッコフオートメーションは、2025年12月3日から6日まで東京ビッグサイトで開催される「iREX2025(国際ロボット展)」に出展します。ブース番号はE4-28です。この展示会では、モジュール式産業用ロボットシステム「ATRO」や先進の搬送システム「XPlanar」といった注目製品が実演されます。また、11月19日から12月19日まではオンライン展示も行われる予定です。
モジュール式産業用ロボットシステムATROの特徴
ATROは、高い柔軟性を持つモジュール設計が特徴の製品です。ハードウェアとソフトウェアが統合され、設定やプログラミング、操作、そして安全モニタリングまでを一貫して行えるシステムです。ベッコフの展示ブースでは、モーターモジュールやリンクモジュール、ベースモジュール、フランジモジュールといった4つのコンポーネントを組み合わせた多様なロボット構成をご覧いただけます。
その他の出展製品
- - モジュール式制御システム MX-System
- - 磁気浮遊型フレキシブル搬送システム XPlanar
- - 高速マルチキャリアリニア搬送システム XTS
- - リアルタイムビジョン TwinCAT Vision
- - 機能安全対応製品群 TwinSAFE
- - 各種産業用PC
これらの製品は、それぞれが持つ革新技術によって、さまざまな業界における自動化の新たな可能性を切り開いています。
セミナー開催のお知らせ
展示期間中には、ベッコフオートメーションの専門家が登壇するセミナーも予定されています。
- - 日時: 2025年12月4日(木) 13:30〜14:10
- - 会場: セミナー会場C(東8ホール)
- - 講演タイトル: 先進技術と製品で拓くオートメーションの革新
- - 講師: ベッコフオートメーション株式会社 ソリューション・アプリケーション・エンジニア 岸 泰生
聴講は無料で、事前の予約が必要です。詳細は
特設Webサイトをご確認ください。
ベッコフオートメーションとは
ベッコフオートメーションは、PC制御に特化した制御装置メーカーとして、独自のソフトウェア「TwinCAT」を駆使しています。このソフトウェアにより、一般的なパソコンがCNCやPLCとして利用できるため、リアルタイムな機械装置の制御が可能となります。
さらに、ベッコフは「EtherCAT」という、高速かつ同期性の高いオープンな通信プロトコルを開発しており、現在では8,400社以上がこのプロトコルを利用しています。EtherCATは、世界的にも知られる通信方式となっており、産業オートメーション分野での普及が進んでいます。
まとめ
iREX2025において、ベッコフオートメーションが提案する先進的な技術や製品は、自動化技術の未来を示す重要なシンボルとなるでしょう。特にATROやXPlanarなどの革新的な製品は、訪れる人々に新しい視点とインスピレーションを与えるはずです。この機会を通じて、最新の技術を体験し、業界の未来について理解を深めてみてはいかがでしょうか。