東京都西東京市での新たな健康検査
健康管理に関する新たな手法が、東京都西東京市の田無病院において10月から開始されることが発表されました。それは、わずか6mLの採血で、がんならびに軽度認知障害(MCI)のリスクを評価する「メタロ・バランス検査」です。本検査は、株式会社レナテックが開発したもので、血液中の17種類の微量元素の濃度バランスを解析し、健康状態を客観的に評価します。
検査の詳細と特徴
「メタロ・バランス検査」の最大の特徴は、少量の採血で多くの情報を得られる点です。検査の際には、医療機関で適切に管理された環境下で安全に採血が行われ、所要時間は約15分と短時間で済むことから、身体への負担も最小限に抑えられます。これにより、自分の健康状態を気軽に確認できるようになります。
がんリスクの評価
この検査では、男性の場合は肺がんや大腸がんを含む6部位、女性の場合は9部位のがんリスクを評価します。結果は、AからDの4段階でスコアリングされ、自分が抱えるがんリスクの大まかな指針が示されます。また、認知リスク検査についても、アルツハイマー型や血管性のタイプなど、幅広い評価が行われます。
研究と実績
この革新的な検査は、神奈川県立がんセンターや千葉県がんセンターとの共同研究を経て開発されました。すでに日本を含む9カ国で特許を取得しており、受検者数は10万人を超え、注目を集めています。経済産業省の支援も受けており、信頼性の高いデータに裏打ちされた検査であることが特徴です。
受検の流れ
この検査を受けるためには、事前にWEBまたは電話で予約をする必要があります。受検希望日の約3週間前に申し込みを行い、予約日の約1週間前には、必要な書類が自宅に届きます。検査当日は完全予約制のため、スムーズに進行します。
また、飲食やお薬に関する制約もあり、特に採血前の飲食や飲酒は禁じられています。そのため、検査を希望する方は、前日の21時以降は飲食を控え、水分摂取は十分に行うことが推奨されています。
検査費用と対象者
本検査は自由診療であり、費用はがんリスク検査と認知リスク検査各々が19,800円(税込)、両方を受ける場合は24,200円(税込)です。また、対象年齢にも制限があり、がんリスクは20歳から80歳、認知リスクは50歳から80歳の方が対象です。
まとめ
メタロ・バランス検査は、健康管理を気軽に行える新しい選択肢として、かつてないほどの注目を集めています。健康状態に不安を感じている方や、将来の健康を見据えて日常生活を見直したい方にとって、非常に有用な情報源となることでしょう。今後もこの検査を通じて、多くの方の健康促進に寄与していくことを期待しています。福祉や医療の進化が日常生活に新たな価値をもたらす時代が到来しています。自分の健康を知るための第一歩として、ぜひこの機会に「メタロ・バランス検査」の受検を検討してみてはいかがでしょうか。