平和の未来を考える国際的な対話イベント
2025年8月15日、終戦から80年を迎えるこの日、特定非営利活動法人NICE(日本国際ワークキャンプセンター)が主催するオンラインイベント「World Peace Action Day 2025」が開催されます。このイベントは、広島、パレスチナ、ミャンマーの当事者たちの生の声を通じて、過去の悲劇を忘れず、平和な未来を共に考えるための貴重な機会となります。
イベントの背景と目的
第二次世界大戦の終結から80年が経過し、記憶が風化しつつあります。しかし、世界の一部では、今もなお紛争や暴力によって苦しむ人々が多く存在しています。このオンラインイベントは、そうした声を取り入れ、国や文化を超えた連帯を促進することを目的としています。
講演者の紹介
イベントには、三名の講演者が登壇します。彼らはいずれも異なる背景を持ち、平和の実現に向けた熱い思いを語ります。
15歳で被爆した橋爪氏は、その体験を基に命の尊厳について語ります。彼の言葉は、戦争の悲劇を繰り返さないための重要なメッセージを発信し続けています。
パレスチナで若者のエンパワーメントを推進しているAdli氏は、占領下での歴史的建造物の修復活動を行っています。彼は、特に若者の能力を引き出す取り組みについて紹介します。
ミャンマーのGIVEは、国際的なワークキャンプを通じて、多様な少数民族の若者への教育機会を提供しています。Thazin氏は、ミャンマーの現状とその中での活動について紹介してくれます。
参加方法と詳細情報
このイベントは、英語で実施されますが、専門的な知識は必要ありません。「まずは聴いてみたい」と考える方も大歓迎です。自宅から参加できるオンライン形式なので、気軽にご参加いただけます。
イベント概要
- - 日時: 2025年8月15日(金) 20:00~22:00 (日本時間)
- - 形式: オンライン (Zoom)
- - 参加費: 無料
- - 申込方法: こちらから登録してください。
- - 申込締切: 2025年8月15日(金) 17時まで
- - 定員: 100名
主催団体について
主催するNICEは、1990年に設立され、日本国内外での国際ワークキャンプを通じてSDGsの達成や平和活動に取り組んでいます。また、国連の下で国際ボランティアネットワークに属し、世界中のNGOと連携しています。
お問い合わせ
2025年8月15日に、ぜひこの国際的な対話に参加し、平和への新たな一歩を共に考えましょう。