障がいのあるライダーに特別な体験！上尾でパラモトライダー走行会を実施

障がいを抱えるライダー向けの特別な体験

公益社団法人SSP（スマート・サステナブル・プランニング）が、埼玉県上尾市にあるファインモータースクール上尾校にて、パラモトライダー体験走行会を開催しました。このイベントは、特に視覚に障がいのある方々にマンツーマンでオートバイの楽しさを感じてもらうことを目的としています。

この走行会は、SSPが過去に行ってきた「SSPライト」や「やるぜ！箱根ターンパイク」といったイベントの一環として実施され、実に6月以来の開催です。ちょうど心地よい気候の中、参加者の体調も問題なく迎えることができ、心温まる一日となりました。

忘れられない瞬間

今回は、視覚障がいを持つ2名のライダーが参加し、彼らはそれぞれオートバイに乗るのは久しぶりのことです。そのため、初めてオートバイを体験する方や2回目の方もおり、緊張感の中にも期待が高まります。ライディングの基本を確認しながら、彼らは次なるステップへと繋がる走行を体験しました。

参加者の一人は、走行中に笑顔を見せ、時折涙ぐむほどの感動を覚えました。このような体験が、彼らにとっての特別な一日となり、忘れられない思い出でいっぱいになったことは間違いありません。

次回の開催予定

次回のSSPパラモトライダー体験走行会は、12月22日（月）に神奈川県座間市の都南自動車教習所で行われる予定です。また、SSPライトも同じく、12月13日（土）に茨城県の境町文化村体育館で開催される「境町福祉フェス2025」に参加します。今回の体験を通じて新たに広がったオートバイでの友好の輪を、これからも大切に育んでいきたいと考えています。

障がいを抱えたライダーが自由に走る喜びを感じられるこのイベントは、単なる体験走行に留まらず、彼らの心にも大きな影響を与えます。SSPは、今後もこのような取り組みを続け、より多くの方々にオートバイの楽しさを届けるための活動を継続していく所存です。自分の可能性を信じて、新しい一歩を踏み出すお手伝いができることを、心から願っています。