日米の愛が詰まった人形劇『○×○(ハグ キス ハグ)』
2025年のクリスマス直前、横浜で素敵な人形劇が上演されます。人形劇団ひとみ座による『○×○(ハグ キス ハグ)』は、日米の人形劇師が共演し、ちょっと変わった優しいオムニバスの物語です。公演は、12月24日から28日まで横浜人形の家 あかいくつ劇場で行われます。
作品の魅力と背景
この作品の特徴は、何気ない日常の中から生まれる言葉を超えた冒険が展開される点です。観客は、あきとロレインという二人のルームメイトの、遊び心満載のストーリーに引き込まれます。セーターやくつ下、スカーフなどが、魔法のように変身しながら動き出す様子は、見る人の心をほっこりさせることでしょう。
演出を手がけるのは、くすのき燕氏。彼はチェコの人形劇フェスティバルでのグランプリ受賞歴があり、ひとみ座作品においてもその才能を遺憾なく発揮しています。アメリカと日本、異なる文化で育まれた二人の人形劇師による新たな表現が楽しめるこの機会、お見逃しなく!
人形劇の基礎に迫る
『ハグ キス ハグ』の制作においては、サンドグラスシアターの創立者エリック・バスの人形劇手法が基盤となっています。このメソッドでは、操演者が全て同等の立場で人形を操作し、多様性あふれる視点から物語を伝えます。このアプローチは日本の人形劇とは異なるスタイルを感じさせ、見ている人々に新鮮な印象を与えるでしょう。
篠崎亜紀とロレイン・ギルマンという二人のメインキャストもそれぞれ本メソッドに精通しています。亜紀は、コネチカット州立大学で技術を学び、ロレインもアメリカから来日して本公演に参加します。彼女たちの手によるダイナミックなパフォーマンスにぜひご期待ください!
ひとみ座の長い歴史
人形劇団ひとみ座は、神奈川県川崎市に拠点を置き、創立してから77年になります。幼稚園や保育園などさまざまな場所で公演を行い、全国の子どもたちに楽しんでもらうために活動を続けています。多ジャンルの公演を展開し、大人向けの作品も手掛けることで、様々な世代に人形劇の魅力を伝えています。
これまでには数々のテレビ番組や映画、舞台作品にも関与しており、神奈川文化賞や川崎市文化賞などの受賞歴もある実力派の団体として知られています。
公演情報
『人形劇 ○×○(ハグ キス ハグ)』の詳細
- - 公演期間:2025年12月24日 (水) 〜 2025年12月28日 (日)
- - 会場:横浜人形の家 あかいくつ劇場
- - 出演者:篠崎亜紀、ロレイン・ギルマン、やなせけいこ、森下勝史
- - 演出:くすのき燕
チケット情報
チケットは現在、カンフェティにて好評発売中。一般料金は2,500円ですが、割引を利用するとお得に購入可能です。子ども料金も設定されているため、家族みんなで楽しめる公演となっています。
ぜひこの機会に、日米が織りなすユニークで心温まる人形劇の世界に触れてみてください。詳細は
公式ホームページをご覧ください。