大学生が災害ボランティア提案
2026-05-27 10:21:54

神奈川県初の長期インターンシップで大学生が災害ボランティアの仕組みを提案

神奈川県初の長期インターンシップで大学生が災害ボランティアの仕組みを提案



2025年9月から始まった武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の初の長期インターンシップが、神奈川県で画期的な成果を上げました。このプログラムに参加した大学生2名、竹内啓介さんと中原勇人さんが2026年5月11日に神奈川県庁で行われた報告会で、その活動の成果を黒岩祐治神奈川県知事に伝えました。

このインターンシップは、学生が災害ボランティア活動に参加するための新たな仕組み作りを目的とし、全国でも珍しい長期にわたる経験です。報告会では、竹内さんと中原さんが学生の視点からボランティア参加の課題や解決策を提案し、その重要性を改めて強調しました。

報告会の概要と学生の提案



長期インターンシップの成果報告会では、学生2名が災害ボランティア参加における4つの不安要素、「学業」、「費用」、「安全面」、「社会的評価」を基に、どのように課題を乗り越えていけるかを具体的に話しました。中原さんは、災害時、大学生にとっての一番の課題は学業への影響であることを指摘し、春休みを利用したプログラムの実施が効果的だと述べました。

また、宮崎さんは、交通費や宿泊費を一部支援する政策を提案し、より多くの学生が参加できるようにする方法を模索しました。報告会では、実際に能登半島でのボランティア活動を通じて得た経験が重要であることも強調され、どうすれば地域の人々と連携し、ボランティア活動がより効果的に進められるかについても議論が行われました。

黒岩知事からの反応



報告後、黒岩知事は、災害が発生した際だけでなく長期的にボランティアが必要だと指摘し、課題として地域コミュニティの形成も挙げました。この点に対して竹内さんは、学生だからこそ災害地域との架け橋になれるとの思いを語り、地域の交流拠点を作る活動が重要であると回答しました。

大学生ボランティアの成果



今回のインターンシップでは、EMC生2名が事前に参加者を募集し、全国から約100名の応募があり、その中から選ばれた17名が実際に能登半島の穴水町でボランティア活動を行いました。この活動を通じて、地域のNPOが求める整備や活動支援を行い、地域の方々との交流を深めることが出来ました。

課題解決のための新たな取り組み



このプロジェクトでは、災害ボランティア活動の継続的参加を促すため、複数の課題が浮かび上がりました。
  • - 学業: 学生の授業との調整が必要で、特に授業期間中の参加が難しいことが課題です。
  • - 費用: 交通や宿泊にかかる費用を軽減するため、県と協力して支援を講じる必要があります。
  • - 安全: ボランティア活動中の安全確保が重要であり、事前の研修とルール設定が必要です。

これらの課題に対し、学生たちは精神的なケアも含めたトレーニングを実施し、ボランティアの活動内容を効果的にするための評価手法を構築しています。

未来へ



武蔵野大学アントレプレナーシップ学部は、未来の社会に貢献する人材を育成するための教育システムを強化し続けています。このインターンシップは、災害ボランティア活動の新たなモデル作りに向けた重要な一歩であり、学生たちの積極的な姿勢が地域と社会に良い影響をもたらすことを期待しています。災害ボランティアに積極的な参加を促す仕組みが広がれば、多くの学生が困難な状況にある地域を手助けし、未来の社会をより良くしていくでしょう。


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