富士通、世界最軽量のCopilot+ PCや新型FMVモデルを発表

富士通、2025年春モデル新発表

富士通クライアントコンピューティング（FCCL）は、2025年春向けの新製品を発表しました。この中でも特に注目を集めるのが、世界最軽量のCopilot+ PC「FMV Note U」です。この新モデルは、法人向けから個人利用まで、幅広いニーズに応える仕様となっています。

世界最軽量のCopilot+ PC「FMV Note U」

「FMV Note U」は、14.0型ワイド液晶を搭載し、インテルの最新プロセッサー「Core™ Ultra シリーズ2」を搭載しています。この特徴により、AIの処理能力が飛躍的に向上し、ユーザーに新たなAI体験をもたらします。また、NPU搭載により、AIの機能を最大限に活用できる設計となっており、ユーザーの利便性を大幅に向上させています。

特に注目すべき点は、AIによるリアルタイムでの顔認識機能と、バーチャルメイクを実現する「Umore」アプリの新機能「3D照明」です。この機能は、より自然な見栄えを実現し、オンライン会議やSNSでの発信力を高めるための強力なサポートとなります。さらに、軽量性に加え、MIL規格に準拠した耐久性を備え、外出先でも安心して使用できる堅牢性を持っています。

大画面デスクトップ「FMV Desktop F」

もう一つの注目製品は、一体型デスクトップ「FMV Desktop F」です。27.0型と23.8型の2タイプから選べ、動画視聴を快適に行える新機能「Videoポータル」アプリが搭載されています。このアプリは、様々な動画配信サービスの視聴をサポートし、手元のリモコンで軽快に操作が可能です。高輝度かつ低反射の液晶に、Pioneerとの共同開発による高音質スピーカーを搭載しており、まるで映画館のような迫力のある音響体験を提供します。

多彩なカスタマイズを可能にするDHシリーズ

分離型デスクトップといえば「ESPRIMO DHシリーズ」。これには、最大16コアのプロセッサーを搭載した「WD2/K1」や、コンパクトボディにハイパワーを詰め込んだ「WD1/K1」が用意されています。これにより、趣味やビジネスに最適な環境を提供し、どのような作業スタイルにも合わせられる柔軟性を持っています。

効率的な作業環境をサポートする新アプリ

新たに搭載された「Float Access」アプリは、資料作成時に役立つ機能をワンクリックで呼び出せるユーティリティです。画面キャプチャやクリップボード機能など、効率的な作業を実現するためのサポートが充実しています。

FMVの未来への取り組み

富士通は今後も新しい技術やニーズに適応し、進化を続けるFMVブランドを展開していく方針です。2025年春からの新モデルで、ユーザーにより快適で効率的なコンピューティング体験を提供し続けることを目指しています。

最新のFMV製品は、富士通ショッピングサイト「WEB MART」でのカスタムメイドオーダーが可能となっており、各製品の詳細情報や購入方法は公式サイトにて確認できます。