山の日ジビエ
2025-07-03 08:01:22

8月11日は“ジビエを食べる日” 地域を盛り上げる山の日キャンペーン

山の日を楽しむ新しい形



毎年、8月11日は「山の日」。この日は、自然の恵みに感謝し、山の恵みを享受する日として広まりつつあります。特に注目を浴びているのが、ジビエを食べることを推奨する「山の日ジビエキャンペーン」です。このイベントは、野生鳥獣による農作物被害の深刻さを受け、ジャパン・マルチハンターズ株式会社が主催するもので、地元の飲食店や一般消費者にジビエを知ってもらい、その一歩を踏み出してもらうことを目的としています。

ジビエの現状


日本国内では、シカやイノシシが増えすぎてしまい、年間161億円もの農作物被害を引き起こしています。政府はこの問題解決に向け、捕獲強化と利活用を掲げています。しかし、驚くことに、有害獣として駆除された動物の8割以上が廃棄されているという現実もあります。このキャンペーンでは、シカやイノシシを「害獣」として捉えるのではなく、生命を敬い、地域資源として利用することを目指しています。

「山の日ジビエキャンペーン」の概要


このキャンペーンは、8月11日から17日までの期間、参加店舗でジビエ料理を提供することにより、地元の活性化を促進します。参加するには、事前にジビエ商品を一定額以上購入する必要があります。また、店舗には料理を提供し、ポスター掲示やSNSでの情報発信を通じて積極的に参加してもらいます。主催者は、参加店舗を特設サイトや公式SNSで紹介し、集客のための販促ツールも無償で提供します。

簡単に楽しめるジビエ料理


ジビエ未経験の飲食店でも手軽に調理できるよう、焼くだけのハンバーグや解凍してすぐに盛り付けられるサラミなど、準備が簡単なメニューが提供されます。参加する消費者も、食べたい料理を楽しむことで鳥獣害の軽減と地域経済の循環に参加できます。この楽しみ方は、フードロス対策やSDGsへの貢献にもつながります。

ジャパン・マルチハンターズの挑戦


ジャパン・マルチハンターズ株式会社は、野生動物の捕獲から加工、販売までを一貫して行い、鹿やイノシシ、さらには熊まで100%を利活用することを目指しています。特に、高齢化が進む狩猟業界の問題を解決するための取り組みも行っています。彼らは、自然との共生を重視し、持続可能な未来を築くことに熱心です。

今後の展望


山の日を機に、このキャンペーンが全国に広がり、多くの人々がジビエを通じて地域や自然に関心を持つきっかけになればと考えています。私たちは、ジビエを食材として楽しむだけでなく、地域の問題解決にも寄与する社会的な取り組みとして、このキャンペーンを位置づけます。これからも持続可能な食文化の普及を目指し、皆さまと一緒に取り組んでいきたいと思います。


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