幼児教育の未来を見据えた新ブランド「こぐまのおけいこ」
幼児教育の重要性が高まる中、株式会社城南進学研究社が株式会社幼児教育実践研究所こぐま会と業務提携を結ぶことにより、新たな幼児教育ブランド「こぐまのおけいこ」が設立されることになりました。これからの時代、質の高い幼児教育が求められる中で、この新ブランドは未就学児に向けた基礎教育に特化したプログラムを展開します。
提携の背景と目的
城南進学研究社は1961年に創業して以来、多様な教育コンテンツを展開してきた企業であり、「生徒第一主義」の理念に基づいています。一方、こぐま会は1983年に設立され約40年にわたる幼児教育の実績を有し、独自の指導法「KUNOメソッド」を用いています。この提携により、両社は共同でカリキュラムを開発し、良質な教育を提供することを目的としています。
近年、共働き家庭の増加や教育改革の影響で幼児教育のニーズが高まっていることを背景に、両社は幼児教育の重要役割に共感し、提携に至りました。子どもたちが心豊かに成長し、生涯にわたる人間形成の基礎を築くためのプログラムを提供することが求められています。
「KUNOメソッド」の強み
こぐま会が開発した「KUNOメソッド」は、知的好奇心を促す「事物教育」と、思考力を育む「対話教育」の2つが特徴です。この方法は、知識を先取りするのではなく、基盤となる思考力や表現力を養うことで、未来を切り拓く力を育てることが目指されています。
新ブランド「こぐまのおけいこ」の特徴
新ブランド「こぐまのおけいこ」では、「KUNOメソッド」をベースにしたカリキュラムを展開し、具体物を使って子どもたちの思考力を育むことに重きを置いています。レッスンは1クラス最大4名の少人数制で、年間42回のレッスンを提供。レッスンは1回60分で、4月に開校を予定しています。対象は年長児ですが、年少・年中児も順次開講される予定です。
また、城南進研グループのさまざまなブランドとの連携も行い、教育の接続をよりスムーズにしていく計画です。こうした取り組みにより、公教育や他の教育機関との連携を深め、より良い教育環境を提供する考えです。
将来へ向けた希望
「こぐまのおけいこ」が教育現場に持ち込む新たな価値は、子どもたちにとって大きなチャンスとなります。質の高い基礎教育を受けることで、将来の可能性を広げる重要な時期に、子どもたちがより良い学びを体験できることが期待されています。両社は、子どもたちが心豊かに成長できるよう、質の高い教育の提供に全力を尽くします。
この新たな取り組みが、今後の幼児教育の充実につながることを願っています。