活動弁士とピアノが紡ぐ名作無声映画体験
関内ホールで、魅力的な上映会が開催されます。名作無声映画『第七天国』が、活動弁士の澤登翠さんと、作曲家でピアニストの新垣隆さんによる生演奏付きで上映されるのです。このイベントは、映画の持つ本来の魅力を存分に引き出すための特別な機会です。
活動弁士の魅力
活動弁士は、日本の独自の文化の一環として存在し、過去には全国で7,000人以上が活躍していました。しかし、時代の変化とともにその数は減少し、現在プロとして活動する弁士は数十人に達しないと言われています。そんな中で、澤登翠さんは第一人者として、その伝統を今に伝える重要な存在です。彼の語りは、無声映画を観る者たちに新たな感動を与え、映画の背景や登場人物の心情を深く理解させてくれます。
生演奏による特別な体験
今回の上映会では、澤登さんの生の語りに加え、新垣隆さんのピアノ演奏も楽しむことができます。新垣さんは優れた作曲家であり、映画にぴったりの情緒豊かな音楽を提供してくれることでしょう。彼の演奏と弁士の語りがシンクロすることで、観客はまるで映画の中に自らが入り込んだような感覚を味わえるはずです。
イベントの詳細
上映会は、10月25日(土)の14時から始まります。会場は関内ホールの小ホールです。開場は13時15分からとなっており、事前にチケットを購入することをお勧めします。390席の全席指定で、チケット料金は前売・当日ともに3,000円です。ただし、未就学児の入場はできないため、大人だけの特別な空間でゆっくりと映画を楽しむことができます。
チケットの入手方法
チケットは関内ホールのチケットカウンターやオンラインで購入可能です。また、カンフェティチケットセンターでも予約が可能で、手軽にセブン-イレブンで支払いとともに発券できる便利さがあります。すでに発売中なので、興味がある方は早めに手に入れることをお勧めします。
最後に
『第七天国』の上映会は、ただの映画を見るイベントではなく、文化的な体験を提供してくれることでしょう。この貴重な機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。活動弁士とピアニストによって織り成される、まるで生きているかのような映画の世界に浸ることができる素晴らしい時間をお楽しみください。