森林循環経済の未来
2025-12-29 00:47:26

岡山大学シンポジウムが示す森林循環経済の未来とは

岡山大学シンポジウムが示す森林循環経済の未来



2025年12月22日、岡山大学の津島キャンパスにて、一般社団法人プラチナ構想ネットワークと共同で公開シンポジウム「岡山発、森林循環経済の実現に向けて」が開催されました。このシンポジウムには、企業、自治体、学術界からの約250名が参加し、森林資源を基にした持続可能な地域経済についての活発な議論が展開されました。

シンポジウムの概要


シンポジウムの冒頭では、一般社団法人プラチナ構想ネットワークの会長である小宮山宏氏が「森林循環経済の実現で日本を『プラチナ社会』へ」と題して特別講演を行いました。小宮山氏は、持続可能な社会の実現には森林資源の循環利用が鍵であると語り、その知見を基に参加者たちに考えを共有しました。

続いて、岡山大学の阿部匡伸理事・上席副学長が「木造建築を通じた脱炭素社会の共創に向けて―岡山大学の志」と題して基調講演を行い、地域材活用の重要性とそれに基づく社会の構築に向けた取り組みを強調しました。

パネルディスカッション


基調講演に続き、パネルディスカッションが行われました。このセッションには複数の専門家が参加し、木造建築の推進や県産材の使用、林業の活性化などをテーマに議論しました。討論を通じて、産学官の連携による「岡山モデル」の構築の必要性が再確認されました。

参加者からは「地域材活用の具体事例がとても参考になった」「産学官金が一体となって取り組む必要性を改めて実感した」といった声が寄せられ、今後の取り組みに対する期待が高まっています。

このシンポジウムを通じて、岡山大学が地域の特性を生かした研究大学としての役割を果たし、持続可能な社会の構築に貢献していることが再認識されました。参加者たちは、今後の展開に大いに期待を寄せています。

地域におけるさらなる取り組み


岡山大学は、このシンポジウムの成果を踏まえ、地域との連携を進めながら森林資源を最大限に活用した持続可能な開発に向けたさらなる取り組みを推進していく予定です。

今後も地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の活動には注目が集まります。持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けたアプローチが具体的にどのような形で社会に影響を与えていくのか、引き続き関心を寄せていきたいと思います。


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