川崎で持続可能な未来を考える「Sustainable Fun Lab」始動
2025年12月18日、神奈川県川崎市にて「Sustainable Fun Lab」の初回イベントが開催されます。このイベントは、aora株式会社と富士通が運営するUvance Innovation Studioの共催によるもので、持続可能な生活を楽しむことをテーマに掲げています。
持続可能性の課題とは
近年、気候変動が深刻な問題となり、その対策には多くの企業や個人が取り組んでいます。しかし、普及を妨げる一因が「コスト」だと言われています。企業が環境への配慮を行うことが、コストセンターとして捉えられることが多く、その結果、商品価格の上昇に繋がることが一般的です。また、個人としても環境に対してどのようなアクションを起こせるのか分からず、結果として「何もしていない」という実感を持っています。
博報堂の研究によると、20代から40代の脱炭素行動を実践している人は約25%にとどまり、30.4%の人が「具体的な行動が分からない」と答えたとされています。さらに、電通の調査ではSDGsが広く認知されているにもかかわらず、実際に行動に移すことが非常に難しいことが分かりました。
このような背景を踏まえ、aora株式会社とUvance Innovation Studioは、企業や地域が持続可能性を向上させるための楽しさを重視した新しい試み「Sustainable Fun Lab」を開始しました。
イベント概要
Sustainable Fun Lab #1
タイトル: Living Future Tech – 未来の日常をどう描く?
日時: 2025年12月18日(木)18:30〜20:30(予定)
場所: 神奈川県川崎市幸区大宮町1-5 JR川崎タワー 26階「Uvance Innovation Studio」
参加費: 無料
申込方法: こちらから
このイベントでは、参加者が「未来の都市」「テクノロジー」「文化」について楽しみながら議論し、具体的な利益に繋がるアイディアや知識を持ち帰ることを目的としています。特に、サステナブルな社会を作るための「楽しいデザイン」や、実際のプロジェクトに役立つ情報が得られることが期待されています。
登壇者とファシリテーター
イベントには、さまざまな領域で活躍する講演者が登壇します。
- - 堀井紳吾 氏(aora株式会社 CEO): グリーンフィンテック事業に取り組み、サステナブルな文化の普及を目指します。
- - 福地達貴氏(株式会社BLUABLE 共同創設者): 地域課題の解決と可視化に挑戦し、海森プロジェクトを進行中です。
- - 池田圭佑氏(富士通株式会社): 川崎市における持続可能なまちづくりを推進。
参加によるメリット
- - 楽しみながらサステナブルな生活へのヒントが得られる
- - 地域での共創プロジェクト事例が知れる
- - ESGを意識したビジネスモデルの構築について学ぶ
- - 次世代エコシステムの構想についての実践知識を得る
未来のための一歩を踏み出そう
このイベントは、サステナビリティ担当者だけでなく、事業開発を行う経営層や地域の未来づくりに関心がある方にも参加していただきたい内容です。「楽しいサステナビリティ」を体験し、未来を形作るアイディアを共に考えましょう。興味のある方はぜひ参加してください。