地域とのつながりを重視した新しい学びの場「NIJINアカデミー横浜泉校」開校

NIJINアカデミー横浜泉校、新たな学びの場所を提案

2025年9月4日、神奈川県横浜市泉区に設立される「NIJINアカデミー横浜泉校」は、不登校の小中学生向けに特化した新たな教育の場です。この新しい形の学校は、株式会社NIJINが運営し、「街全体を教室に」をモットーに、地域とのつながりを重視したプロジェクト型の学習を推進しています。

新たな教育の選択肢

近年、不登校の生徒が増加しており、2024年度には34万6482人に達すると予想されています。この背景には、子どもたちが様々な理由で学校に通えない現状があります。そのため、FIJINアカデミーは、デジタル技術を用いたオンライン通学とリアル教室のハイブリッド形式を採用し、質の高い教育を提供しています。これにより、子どもたちは自宅や地域で学ぶ機会を得られるようになります。

2023年9月に開校した先行校では、すでに累計500名を超える生徒が入学し、150名以上の生徒が復学を達成しています。NIJINアカデミーが提供する教育は、単なる学びの場ではなく、地域や社会とつながりを持ちながら自信を育てる機会を与える場です。

学びの場、弥生台TRYBOX

開校予定の横浜泉校は、地域の人々が集う「弥生台TRYBOX」の2階に位置し、駅から徒歩2分という便利なロケーションです。このスペースでは、教室のレイアウトを自由に変更でき、生徒が自分の興味に基づいた学習を展開できる環境が整っています。地域住民が実施するワークショップや物販を通じて、実際の経験に基づくリアルな学びを提供していることも特徴の一つです。

また、周囲には自然が残り、川や市民の森も近くにあるため、子どもたちは豊かな環境の中で学び、遊ぶことができます。これにより、頭、体、心をバランスよく育むことができる環境が整っているのです。

教室長の想い

教室長は、これまでの教育現場での経験を生かし、学校に通うことが難しい子どもたちのための安心できる学びの場を作りたいと考えています。日本の教育においては、より多様な選択肢が必要であるとの思いから、地域と連携しながら子どもたちの可能性を引き出すサポートを行っていくことを目指しています。

「失敗を恐れず挑戦できる環境を提供し、子どもたちが自分の可能性に気づく手助けをしたい」と語る教室長のパッションは、地域の方々や保護者と共に育まれていくでしょう。