小田急のタッチ決済拡充
2025-06-16 14:41:26

小田急グループ、クレジットカード決済の新サービス拡充を発表

小田急グループの新たなタッチ決済サービス



2025年秋以降、小田急グループはクレジットカードやデビットカードを使用した新たなタッチ決済サービスの拡充を発表しました。これにより、小田急線や関連するバス、ケーブルカーの乗車が、簡単に可能になります。この施策は、すでに導入されている江ノ電や箱根ロープウェイに続くもので、利便性の向上に寄与します。

対象となる交通機関



本サービスの対象となるのは、小田急線、箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根登山バス、さらには東海バスと小田急ハイウェイバスの一部路線などです。特に、新宿から各観光地へのアクセスが快適になることが期待されています。利用方法も簡単で、お手持ちのタッチ決済対応カードを専用リーダーにかざすだけで、乗車が可能です。

インバウンド需要に応える取り組み



昨年2025年4月には、訪日外国人が390万人を超えるなど、日本の観光業は急速に回復を見せています。このような背景を受けて、小田急グループは、観光客への利便性を高めるためにタッチ決済の導入を速やかに進めてきました。これにより、日頃から使い慣れたクレジットカードやデビットカードを使用して、公共交通機関を利用しやすくなることが求められています。今後、これらのサービスが実施されることで、国内外の観光客が小田急沿線をより楽しむことができるようになるでしょう。

タッチ決済の利点



タッチ決済の導入により、観光客はICカードへのチャージや乗車券購入の手間を省くことができ、公共交通の利用が一層便利になります。具体的には、三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、ICカードの便利さを活かしつつ、手持ちのカードを使って簡単に移動できる体験が増えます。

関連企業の協力



小田急グループは、タッチ決済の導入にあたり複数の企業と協力しています。三井住友カード、ビザ・ワールドワイド、Mastercardなどが支援することで、さまざまな決済方式に対応。加えて、日本信号や小田原機器、レシップなども、タッチ決済に必要な端末やシステムの開発を手掛けています。

今後の展開



このタッチ決済の拡充により、小田急沿線の観光エリア、たとえば箱根、江ノ島、鎌倉、大山などかつてないほどアクセスが容易になります。さらには、QRコードの導入も予定されており、デジタルチケットを利用した認証もスムーズに行えるようになります。

今後も増加が見込まれるインバウンド観光客のニーズに応えるため、小田急グループは積極的にキャッシュレス化を進めていく考えです。


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