EV/PHV用の試験システム
2026-03-03 11:41:57

クロマジャパン、EV/PHV用テストシステムの受託試験を開始

クロマジャパン、EV/PHV向けテストシステムの受託試験サービスを開始



近年、次世代のモビリティとして注目を集める電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の開発競争が加速しています。こうした環境の中、クロマジャパン株式会社(Chroma ATE Inc.)、株式会社テクニカルサポート、株式会社マックシステムズの三社は、EV/PHV向けの高度な評価を実現する「ダイナモメータパワーHILテストシステム Model 1210」を利用した受託試験サービスを提供すると発表しました。このサービスは、2026年春から開始される予定です。

受託試験サービスの狙い



eVやPHVの開発においては、モーターやそのコントローラ、トランスミッションなど、電動駆動アッセンブリの性能や信頼性、安全性を迅速かつ高精度で評価することが求められています。特に、ダイナモメータパワーHILテストシステムは、実際の走行環境をシミュレーションしながら、電気駆動システム全体のパフォーマンスを評価できる独自のシステムとして注目されています。このシステムを通じて、日本の自動車産業の開発効率向上や次世代電動車両の実用化を加速するというプランです。

共同体制とサービス内容



今回のサービス提供は、クロマジャパン株式会社、株式会社テクニカルサポート、株式会社マックシステムズの三社が共同で行います。これにより、高額な設備投資ができない企業でも、ダイナモメータパワーHILテストシステムを活用ガできる機会が広がります。特に、静岡県浜松市にあるテクニカルサポートの第2工場では、受託試験が行われ、計測や評価が実施されます。提供される評価試験には、信頼性や耐久性、効率、温度上昇に関するテストが含まれます。

ダイナモメータパワーHILテストシステム Model 1210の特長



このシステムは、以下の特徴を備えています:

1. 高出力・高ダイナミクス:最大電力500kW、最大回転数25,000rpmまで対応可能で、幅広い試験要求に応えます。
2. 電力回生とバッテリーシミュレーション:テスト中に生成されたエネルギーは、回生式バッテリーシミュレータによりグリッドへ戻せます。
3. リアルタイムHILシミュレーション:国際テスト基準(NEDCやWLTP)に基づいた実車条件のシミュレーションが可能です。
4. 安全保護機能:過電流や過電圧などに対する保護機能を備え、リアルタイムで振動を監視できるモジュールが搭載されています。

企業情報



  • - クロマジャパン株式会社は、1998年に設立された日本法人で、電源やAIサーバー、EVやバッテリーのテストソリューションにおいてリーディングカンパニーとされています。所在地は神奈川県横浜市。

  • - 株式会社テクニカルサポートは、メカトロ分野における一貫した製品開発を行っており、特にモーター試験装置の分野での実績があります。所在地は静岡県浜松市。

  • - 株式会社マックシステムズは、計測器や試験器の技術商社であり、30年以上の経験を生かした特注システムの提供を行っています。所在地は愛知県名古屋市。

この共同体制により、今後のEVやPHVの技術開発が大いに加速することが期待されます。テクニカルサポートを通じて、実績と経験を背景にした高度な試験サービスが提供されることで、次世代モビリティの環境での競争力向上に貢献できるでしょう。


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