Auracast™で快適オフィス
2025-09-25 13:17:29

GNヒアリングジャパンが音声共有技術「Auracast™」を導入、オフィス環境が一新

GNヒアリングジャパンが音声共有技術「Auracast™」を導入



神奈川県横浜市に本社を置くGNヒアリングジャパン株式会社は、2025年9月19日、オフィスに次世代の音声共有技術「Auracast™(オーラキャスト)」を導入しました。この技術により、音声を複数のデバイスに同時に配信できる環境を整え、特に難聴の方に配慮した新しいオフィス体験を提供します。

Auracast™の概要



「Auracast™」は、従来のBluetooth®技術が「1対1」の通信であるのに対し、こちらは「1対多」の同時接続を可能にします。これにより、同じ音声を多くのユーザーがそれぞれのイヤホンや補聴器を通じて高音質で受信できるようになり、特に空港や商業施設などの騒がしい環境でも音声情報を明瞭に取得することができます。

特筆すべきは、今回設置した送信機「AURI(オウリ)-TX2N」が2つの音声情報を同時に発信できる点です。これにより、プレゼンテーション中に異なる言語での通訳を同時に配信し、参加者それぞれが選択できるようになります。さらに、オフィス内の離れた2か所に設置することで、会議室の音声を広範囲で受信可能な環境を実現しました。

Auracast™の導入がもたらす利便性



送信機「AURI」を設置するには、特別な工事は必要なく、場所さえ選べば短時間で設置可能です。これにより設備投資も抑えられ、多くの企業が手軽にこの技術を導入できるようになります。オフィス内での説明や製品プロセスの紹介など、騒音の中でもしっかりと声を届けられる環境を整えることができます。

難聴者に優しい音声配信



GNヒアリングジャパンが展開する「リサウンド」ブランドは、補聴器と異なるデバイスとの接続性を非常に重視しています。「Auracast™」は難聴者にとって、騒音のある環境での音声を聴き取りやすくする大きな要素です。最近発売した「リサウンド・ビビア™」や「リサウンド・サビー™」を含め、すべての新製品にはこの技術が搭載されています。

これにより、補聴器を必要としている方がより多くのシーンで快適に音声情報にアクセスできるようになることを期待しています。今後、この技術が公共施設や交通機関にも普及することで、補聴器を使う人々にとってさらに便利で安心できる環境が整っていくでしょう。

GNとは



GNは、150年以上にわたる歴史を持ち、聴覚、オーディオ、ビデオ及びゲームソリューションのリーディングカンパニーです。多くのユーザーのQOLを向上させるため、革新的な技術を展開し続けています。GNヒアリングジャパンもその一環として、国内で医療機器として認証された高品質な補聴器の提供に注力しています。

このように、GNヒアリングジャパンは次世代の技術を取り入れ、店舗を訪れるお客様や従業員にとっても快適なオフィス環境を実現するために取り組んでいます。音声共有技術「Auracast™」を通じて、さまざまな人々のコミュニケーションの質が向上し、より良い体験が提供されることに期待が寄せられています。


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