安曇野の天然水を活かした「mine」採用150店舗達成
株式会社安曇野ミネラルウォーターは、自社の天然水を用いて製造した純米大吟醸「mine」が、飲食店と宿泊施設において150店舗に採用されていることを発表しました。この日本酒は、京都の歴史ある酒蔵で醸造され、酒販店を介さず、直接飲食店へ提案する形で広がっています。
水の価値を日本酒で表現する取り組み
長年、安曇野の天然水を扱ってきた同社は、水の価値と品質に向き合い続けてきました。水は日常生活になくてはならないものですが、その価値は価格や量で語られがちです。このため、代表の新井泰憲氏は安曇野の水の豊かさを別の形で伝えられないかという考えから、「mine」の開発に至りました。
「水の価値を、一段高い形で表現したい」との強い想いが、安曇野の水を使った日本酒という形に結実したのです。
ゼロから始まった酒造りの挑戦
水の会社である安曇野ミネラルウォーターが、日本酒を造るという試みは、まさにゼロからの挑戦でした。酒蔵を持たず、まず最初の課題は、安曇野の水で酒造りを行う酒蔵との出会いです。目指したのは、ただ地元の水を使った日本酒を造ることではなく、その水をあえて京都へ運び、伝統の技術と組み合わせることでした。
結果、300年以上の歴史を誇る招德酒造との縁が生まれました。安曇野の水と京都の技術を結集し、水の会社だからこそ生み出せる日本酒を目指しました。
妥協のない酒造り
「mine」には、当社が高精密マイクロフィルターで濾過した非加熱のナチュラルミネラルウォーターを使用。仕込み水だけでなく、米の浸漬や度数調整でもこの水を使用しています。酒米には山田錦、または京都産の酒米「祝」を選び、精米歩合を35%または40%にすることで、雑味を取り除き、米の旨味と水の清涼感を引き出しています。
また、飲食店のテーブルに置かれた際の佇まいにもこだわりがあります。水の清らかさを感じさせるラベルデザインや、印象に残るボトルの存在感は、料理と共に提供される場面をより引き立てる要素となっています。
限定生産と品質の担保
2021年に初の醸造を終えた「mine」は、毎年限定数量のみを生産しています。年間で数百本から多くて2000本ほどの製造です。急いで数を増やすのではなく、安曇野の水の価値を理解してくださる店舗様へ、丁寧に届けることを大切にしています。
さらに、「mine 12度」はフランスの日本酒コンクール「Kura Master 2026」において、プラチナ賞を受賞。これは、欧州の飲食業界プロと共に食文化の視点で評価された結果であり、「mine」が提唱する“料理と共に楽しむ日本酒”というコンセプトとも合致しています。
直接届けることへのこだわり
「mine」は、酒販店経由の卸販売は行っていません。これは販路を狭める決断でしたが、「水にこだわって造ったお酒」の価値を店主や料理人にダイレクトに伝えたいという思いからです。酒販店を介することで、商品の意図が薄まることを懸念したためです。この商品を飲食店に届けるには、一件一件の積み重ねが必要です。
営業担当は、まず電話での紹介から始まり、実際の試飲や料理との相性を確かめる訪問を重ねました。これにより、安曇野の水と京都の蔵の技に共鳴してくれる飲食店様との関係を築いてきました。
採用店舗の声
長野県松本市の「そらのかなた」様では、試飲の際にその透明感に驚いたとの声もあり、料理屋として大切な初めの一杯に「mine」が選ばれています。
今後の展望
150店舗に到達したことは、安曇野の水の価値を共に伝えるための大きな節目です。これからは、築いた飲食店様との関係を基盤に、長野県内や首都圏、さらには県外の飲食店・宿泊施設にも提案を広げていく予定です。さらに、安曇野の資源の価値を世界に広めることが、企業としての使命です。
商品概要
- - 商品名:純米大吟醸 mine
- - 品目:日本酒
- - 容量:720ml
- - 原材料:米、米こうじ
- - 酒米:祝または山田錦
- - 精米歩合:35%または40%
- - 特徴:安曇野の天然水使用
- - 販売形態:飲食店様向け数量限定販売(一般販売は公式ECサイトのみ)
- - mine公式サイト
「mine」は、安曇野の水の魅力を余すところなく表現した珠玉の一杯。ぜひ、飲食店で実際に味わって、その価値を体験してみてください。