CAEBV国際シンポジウムの開催について
慢性活動性EBウイルス病(CAEBV)は、非常に稀な疾患であり、その診断が難しいため、多くの患者が未診断のまま命を落とす深刻な問題を抱えています。学校法人聖マリアンナ医科大学では、この希少疾患に関する国際シンポジウムを2026年3月に東京で開催する予定です。
シンポジウムの目的と意義
本シンポジウムの主な目的は、CAEBVに関する知識を国際的に広め、診断法や治療法の進展を促すことです。この疾患に関する理解と認知は世界的に低く、患者たちは適切なケアを受ける機会を奪われています。このシンポジウムは、患者やその家族、医療関係者、研究者が集まり、経験や知見を共有する貴重な場となります。
クラウドファンディングの概要
シンポジウムの実施には、多くの資金が必要です。聖マリアンナ医科大学は、クラウドファンディングを通じて、世界中の医師と研究者を招待し、若手研究者への支援を行うための費用を集めています。プロジェクトは既に第1目標である300万円、第2目標500万円を達成し、現在はネクストゴール700万円に向けての挑戦を続けています。
クラウドファンディングの募集は2025年11月25日から始まり、2026年1月23日まで続きます。多くの支援者が集まることにより、海外からの若手研究者を受け入れ、国際的な議論を深めることが可能になるのです。そのため、皆様のご支援や情報の拡散が何よりも重要です。
CAEBVの医学的背景
CAEBVは、EBウイルスによって引き起こされる極めて稀な病気であり、主にT細胞またはNK細胞に感染して発症します。腫瘍のような重篤な症状を引き起こすこともあり、その治療には造血幹細胞移植が主に用いられます。しかし、原因は未だ解明されておらず、多くの患者が適切な治療を受けられない状況にあります。日本では、聖マリアンナ医科大学が中心となり、これまでに数多くの研究成果を挙げてきましたが、その成果を国際的に広げることが求められています。
今後の展望
国際シンポジウムを通じて、参加者の間に蓄積された知識が国際的な連携へとつながり、次世代のCAEBV診断・治療の研究が進んでいくことが期待されます。新井文子主任教授は、「このシンポジウムを契機に、正しい情報が広がり、患者たちが希望を持てる未来をつくりたい」と述べています。
本プロジェクトは単発のイベントではなく、CAEBV研究の国際的な進展を促すための第一歩です。ぜひ、皆様の温かいご支援をお待ちしております。
お問い合わせ
本プロジェクトやシンポジウムに関するお問い合わせは、聖マリアンナ医科大学へご連絡ください。詳細は公式ウェブサイト(https://www.marianna-u.ac.jp/)をご覧ください。