災害時に役立つやさしい日本語講座が茅ヶ崎で開催されました
災害時に役立つ「やさしい日本語講座」を開催
令和7年11月21日、茅ヶ崎市で「初めてのやさしいにほんご講座~災害時編~」が開催されました。この講座は、外国人が安心して暮らせる社会を築くために、災害時におけるスムーズなコミュニケーションを目的として行われました。
外国籍市民と多様性
茅ヶ崎市では、人口が減少している中でも外国籍市民の数は増え続けています。現在、外国籍市民は市民全体の1.05%を占め、多様な国籍が共存するまちとなっています。しかし、すべての言語に対応するのは現実的ではありません。このため、最近注目を集めているのが「やさしいにほんご」です。これは、一般的な日本語を少し変えることで、外国人にも理解しやすくする工夫です。
講座の内容
当日の講座では、「やさしいにほんご」を教える認定ボランティア講師である東京にほんごネットの有田玲子先生が登壇しました。講座の内容は、日本に住む外国人に対し、災害情報を「迅速」「正確」「簡潔」に伝える方法に焦点を当てています。参加者は、意見を交わす小グループワークを通じて、実践的な知識を深めました。
参加者からは、「多数の気づきを得られた」との声や、「日常生活でも使いたい」との前向きな感想が寄せられました。特に、やさしいにほんごを通じて、さまざまな国籍の人々とより良い関係を築く重要性が再認識されました。
缶バッジで意識を喚起
講座終了後は、参加者に「やさしいにほんご はなします」というメッセージが書かれた缶バッジが配布されました。この缶バッジは、日常的にやさしい日本語を使おうという意思を象徴するもので、地域社会の中での意識向上に寄与することを期待しています。
誰も取り残さないまちを目指して
講座の実施は、文部科学省の「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」の一環として、神奈川県との共催で行われました。茅ヶ崎市の目標は、言葉の壁を越えて、すべての市民が共に支え合い、安心して生活できる環境を作ることです。今後も、このような講座を通じて、やさしいにほんごの普及と、異文化理解の促進を目指していく姿勢を続けていきます。
この講座は、地域社会の未来に向けた助け合いの精神を育む一歩となりました。これからも多様な文化を包摂する優しいまち、茅ヶ崎を築いていきましょう。